4話 闇を操るヒューマギア ページ6
ルーミア「私はルーミア、闇を操る能力を持ったヒューマギアです。よろしくお願いします」
私はヒューマギアの中でも表情筋が死んでいる方なため、無表情のまま自己紹介をした。
滅亡迅雷netの二人は、迅さんと滅さんというらしい。
アジトに連れてきてもらうと、滅さんは何かと忙しいらしく、迅さんと二人で話をしていた。
迅「それでさ、いっつもゼロワンとか、バルカンとか、バルキュリーに邪魔されてさー・・・」
なんとも人間らしい行動というべきか、生きるためと動物を殺し、脅威になると判断したらヒューマギアを壊す。そのくせヒューマギアが人間を襲えば「何でこんなことするんだ」などとほざく。
私は、そんな矛盾した生き物であるからこそ人間が嫌いなのかもしれない。
ルーミア「なるほど・・・人類滅亡も楽じゃないですね」
迅「ルーミア、話し方かたいよ・・・友達なんだから、もっと気楽に話そうよ」
トモダチ・・・トモダチとはそういうものなのか・・・そういえば、チルノちゃんには敬語を使わなかったけど・・・私にとって、チルノちゃんのような存在がトモダチなのだろうか・・・
ジン「ほらルーミア、迅って呼んでよ」
ルーミア「・・・迅君で・・・許して・・・」
迅さん・・・迅君はかわいらしくほおを膨らませ、「むーっ・・・」と考え込んでいたがやがて渋々といった様子で「いいよ」と言葉をこぼした。
・・・迅君の顔を見て、少し表情筋が緩んだ気がしたのはきっと気のせいだ。
遅くなると思いますが、楽しみにしててください
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作者名:フランドール | 作成日時:2020年7月29日 19時