12話 楽じゃない ページ14
ルーミアside
迅「ねえ滅ぃ・・・人類って今何人ぐらいいるの?」
滅「・・・77億人」
迅「ええっ!?」
驚いたような声を上げる迅君、そりゃそうだ。・・・これでまだ増え続けてるっていうんだから、人類滅亡を目論む私たちからしたら重労働だ。
ルーミア「大丈夫だよ迅君、約半分・・・女の子だけ絶滅させればそれ以上増えることはないから・・・ほっといても絶滅するよ」
迅「それでも大変だよ・・・人類滅亡も楽じゃないなぁ・・・・・・」
項垂れている迅君の頭をよしよしとなでていると、部屋に誰かが入ってきた。
迅「あれ!?何で何で!?暗殺ちゃん!!破壊されたはずじゃ・・・」
バックアップデータさえ残っていればヒューマギアは復元できる。最も元はチルノちゃんと一つだった私にバックアップなど残っていないため、私は・・・いや私とチルノちゃんは壊れたらそこで終わりだけど・・・
暗殺「迅、痛い」
喜んで暗殺さんとハイタッチをしている迅君だが、どうやらかなり力が強いようで暗殺さんは痛がっている。・・・笑顔だけど・・・
滅「それで、友達は増やせたか?」
暗殺「ヒューマギアのハッキング、失敗。病院のセキュリティー、破れない〜」
両腕で罰を作りながらそういう暗殺さん。病院のセキュリティーが他と比べて強固なことは知っているけど、まさかそこまでとは・・・
滅「ならば強制突破する戦力が必要だな・・・」
そこまでの戦力を持っているとすれば・・・AIMSか・・・・・・どうやら私の予想が当たったらしく、滅さんのパソコンの画面にはバルキュリーが映し出されていた。
滅「次の標的はAIMSの一員、刃唯阿」
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作者名:フランドール | 作成日時:2020年7月29日 19時