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EP32 ページ34

松田side


「○○マンションで、爆弾事件が発生。

爆弾処理班はすぐに現場に向かえ」


上司は俺たちそう言った。
俺とハギはすぐに用意し、車に乗って現場に向かった。


松田「ここか……」

萩原「ササッと終わらせてご飯でも行こーぜ!

ジンペーちゃん?」

松田「うるせぇぞハギ」


俺はハギは話しながら防護服を装着した。


松田「おい、ハギ防護服はどうした」


萩原「ん〜?後で着るから大じょーぶ」


ハギはいつものようにおちゃらけた様子で言った。


松田「……後でちゃんと着ろよ」


萩原「ハイハイ。

じゃ、また後でね〜」


ハギは手を振りながら現場に向かっていった。


松田(俺も担当場所に向かうか……)


俺はハギと反対の方に向かった。

__
_____
________


松田(少し、手間取っちまったが上手くいってよかった……)


松田の方は爆弾を解除でき、早めに待機場所に戻った。


松田(……ハギはまだ終わってねぇみたいだな)


松田は萩原が防護服を着ていないことを思い出し、しっかりと着たのか聞くために電話をかけた。


prrprr


機械の無機質な音が鼓膜を揺らす。
2コール目でようやくハギが出た。


萩原「なになにジンペーちゃん?

もー終わっちゃったの?相変わらず早いねぇ」


松田「おい、ちゃんと防護服着たのか?」


萩原「ん〜?まだ、着てないけど?」


松田「さっき”着る”って行ったよなぁ……早く着ろよ」


萩原「大丈夫大丈夫!!今回の爆弾は簡単だからすぐに終わるって」

ハギは俺が何を言っても聞く耳を持たず防護服を着ようとしない。
俺が頭を抱えていると遠くに知ってる顔が見えた。


松田「おい、電話を切るんじゃねぇぞ」


俺はハギにそう言って駆け寄って行った。

松田(ビンゴ)

俺はそう思い声をかけた。


松田「久しぶりだな、甘露寺」


甘露寺は驚いた顔をし、すぐに笑顔になった。


貴「久しぶりね!嬉しいわ!!」


甘露寺は笑顔で俺に言った。俺はハギのことを思い出し、
甘露寺に言った。


松田「会ってすぐに言うのも悪ぃが

ハギが防護服を着なくて困ってる。

どうにか説得してくれないか?」


甘露寺は真面目な顔になり"分かった"と言い電話を代わった。
数分話したかと思うと甘露寺は俺に駆け寄り電話を渡してきた。

貴「もう大丈夫だと思うわ!!」

結局、ハギは防護服を着たらしい。
めんどくせぇ奴だなと思いつつ俺は甘露寺と話しながらハギを待つことにした。

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おおいぬ座(プロフ) - パンダの置物さん» 私映画派なんですけどいいですよね〜いつかお話を書きたいと思ってます! (2月2日 16時) (レス) id: d02839d650 (このIDを非表示/違反報告)
パンダの置物 - このお話大好きです。更新頑張って下さい!私もハリポタ大好きです!全巻+呪いの子も読んでますよ! (2月2日 10時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
灰猫 - 小説面白いです。鬼滅のアニメで甘露寺の戦闘シーンを見てからこのお話がとても読みたくなりました。続きを楽しみにしています。 (6月20日 23時) (レス) id: 6fa351c8a2 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 続き待ってます (6月19日 14時) (レス) id: 3767ef094f (このIDを非表示/違反報告)
ティラミス(プロフ) - ムスメ3さん» ありがとうございます!速急に直します! (6月3日 6時) (レス) id: d02839d650 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おおいぬ座 | 作成日時:2023年3月31日 10時

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