天才は今日も音を彩る2【アイナナ】

88話 ページ46

貴方side

そして、合同練習の日がやってきた。

｢すみません。合同練習にわざわざこちらに、出向いていただいて…｣

姉｢うちのレッスン場の方が広いけど、社長が使わせたがらなかったし、構わないわ。トラブルを回避するために、私もここにいてもいいかしら？｣

｢はい。ぜひよろしくお願いします｣








・







各レッスン場に行く前に、TRIGGERとIDOLiSH7の皆を集める。

紡｢練習に入る前に肝心の曲を発表したいと思います！Aさん、よろしくお願いします！｣

｢はい｣

すると皆はじーっとこちらを見る。

やばい…なんか緊張する…。

｢えっと、今回、私がシャッフルユニットの曲を担当させて頂きました｣

陸｢え！Aさんがオレたちの曲を作ってくれたの！？｣

｢うん、そうだよ｣

龍｢やばい…なんかテンションが上がってきた｣

天｢龍、まだ曲も聞いてないよ｣

楽｢別にいーじゃねぇか！A、早く聴かせてくれよ｣

｢う、うん…｣

そして、3グループ全ての曲を流す。

三｢えっ、すご…｣

大｢これ全部、Aが作ったのか？｣

｢そ、そうです…。な、なんかダメでした？｣

大｢逆だよ逆。凄すぎてお兄さん、言葉が出ないわぁ｣

｢本当？｣

陸｢本当ですよ！早く歌いたいね、天にぃ！｣

天｢そうだね｣

良かった…。

｢曲名は、一織くん、陸くん、天くんのグループは『フレフレ！青春賛歌』。大和さん、三月さん、ナギくん、楽さんのグループは『男子タルモノ！〜MATSURI〜』。最後に環くん、壮五さん、龍之介さんのグループは『LOVE＆GAME』となっています｣

紡｢担当グループごとに、レッスン場を分けています！ただいま、ご案内いたしますね！｣







こうして、Re:valeのコンサートの、シークレットゲストコーナーの合同練習が始まった。

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