天才は今日も音を彩る2【アイナナ】

83話 ページ41

｢一織くん！一織くんのセンター大成功だよ！みんな、喜んでくれてる｣
一｢…｣

｢大和さん！俳優のお仕事もあって忙しいのに、みんなを支えてくれて、ありがとうございます｣
大｢…｣

｢三月さん！三月さんのおかげで番組は大好評です！めちゃくちゃ面白いです｣
三｢…ありがとう…｣

｢環くん！スタッフさん、みんな褒めてたよ！環くんが話しやすくなったって｣
環｢…ありがと｣

｢壮五さん！困った時にどんなことも対応してくれるって、どの局の人たちも感謝していました｣
壮｢…こちらこそ、ありがとう｣

｢ナギくん！ナギくんのはちゃめちゃな魅力に、スタッフもタレントさんも、虜だよ！｣
ナ｢サンキュー。ワタシもアナタの虜ですよ｣

｢陸くん！陸くんの歌声は世界一だよ！｣
陸｢…｣
｢いろんな形に変化していっても、陸くんがセンターにいてこそ、IDOLiSH7だよ｣
陸｢…っ、ありがとう！｣

私の声はみんなに届くだろうか＿＿＿＿＿＿＿＿。

｢もう一度言います。IDOLiSH7は、最高のアイドルです。私はまだ、みんなのマネージャーとしての日は浅いけど…。だけど、みんなのことを誰よりも応援してます。だから、私の言葉を信じてください。IDOLiSH7は、ここにいる7人の、誰が欠けても、誰が変わっても、不完全です。ここにいるIDOLiSH7がパーフェクトなんです。顔を上げて、胸を張って、ありのままのIDOLiSH7でいてください！これからもずっとずっと…、よろしくお願いします…！｣

全員｢｢はい…っ！｣｣

みんなは笑顔で返事をしてくれた。



よかった…。私の想いが伝わった…。

そして、私は決意した…。

どんな事があっても、私はIDOLiSH7のマネージャーとして、みんなを守っていこう、と＿＿＿＿。

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