天才は今日も音を彩る2【アイナナ】

71話 ページ24

貴方side

大｢資料持った？｣

｢うん、、持ってる｣

私たちは今、あるビルへと向かっている。

こけら落としについての話し合いをしに集まることになっている。

本当は紡ちゃんも来る予定だったんだけど、急な用事が入ったらしく、私と大和さんだけで行くことになった。

大｢そっちの鞄持つよ｣

｢あ、ありがとう｣

姉｢おはようございます。…あら？Aさんだけ？｣

｢はい、紡ちゃんは、急用で来れなくなってしまって…｣

姉｢そうなのね｣

｢はい。…あ、楽さん、おはようございます。本日はよろしくお願いします｣

楽｢ああ｣

｢TRIGGERとIDOLiSH7が一緒にお仕事できるなんて、夢みたいで、本当に嬉しいです。ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、何卒よろしくお願いします｣

楽｢……｣

｢…もちろん、ご迷惑をお掛けしない様に、精一杯頑張らせて頂きます｣

楽｢Aって真面目だよな｣

｢え…？｣

楽｢そういうところ、嫌いじゃないぜ｣

｢…っ、ありがとうございます｣/////

さすがに、抱かれたい男Ｎｏ．1に言われると照れる…。

楽｢顔赤いな…照れてるのか？可愛いな｣

んなっ…………、ただでさえ男の人に免疫がないのに…。

大｢ちょっとちょっと。うちのマネージャーに、コナかけないでくれる？｣

｢大和さん…｣

た、助かった…。

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