Send your feelings (ページ45)

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結果はページ45

～夏喜side～

テストが終わって今日はテスト返却の日。遂にこの日が来た。

全教科今までより上手くできた自信はあるけど、やっぱり不安な部分がある。

今日の最初の授業は何故か数学。

「せんせー。今回の平均いくつですかー？」

世「今回は難しかったのか、59だったよ～。そんなに難しかった？俺簡単にしたつもりだけど～。」

うわ終わった。

いつも数学は平均のちょい下。ほんとに合格できたからどんどん不安になる。

今は世界先生がテストの返却を行なっている。

世「堀～。」

堀「…はい。」

名前が呼ばれて世界先生の前に立つ。

世「よく頑張ったな。」

堀「？、はい。」

ニコリと笑った世界先生に不思議だなと思いつつ、点数を見る。するとそこには

・

“86”

堀「え！？」

何度目をこすっても、頬を叩いても点数は86だった。

堀「やった！合格だ…！」

サッカーの試合に出れる！Aに良いところを見せれる！と喜びに浸っていると

世「八木～。」

勇征が呼ばれた。

勇「はーーーーーい！」

世「うるさいうるさい。笑これテストな。」

勇「あざっす！」

元気にテストをもらって席につく前に勇征はテストを見る。

勇「え、待って！俺天才！！やったーー！」

突然大きな声で叫び出す勇征。

「お前そんなに良い点数なの！？何点だよ！」

待ってましたと言わんばかりにテストをクラスメートに見せる。

勇「56点！！」

いや確かに上がってるけど！！

勇「めっちゃ上がったんだけど！俺天才じゃねこれ！俺の時代キターーー！」

世「そう叫んでも平均以下だから！ってか早く座れ！！」

世界先生の的確なツッコミにクラスがどっと笑う。

何はともあれ何とか無事に合格。他の教科も以前より大分上がらせることができた。