Send your feelings (ページ41)

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ドキドキ？なおしゃべりページ41

～夏喜side～

家に帰ってからもモヤモヤが消えず焦るばかりだった。

…アイツに相談するか。

携帯を取り出して電話をかける。

？「もしもし？」

相手はすぐに出てくれた。

堀「ねえ勇征どうしたらいいと思う。」

勇「急になんだよ～。もしかしてAのこと？」

堀「そう。今日のAと颯太見てると2人が両想いなんじゃないかって思って。」

勇「あーそれ俺も思った。颯太に関してはあからさますぎるし。Aも顔真っ赤で可愛かったもんね。笑」

堀「俺やっぱり奥手すぎたのかな…。」

勇「奥手すぎると伝わるものも伝わらないもんね。、、そうだ！俺いい事閃いた！」

堀「ん？何？」

勇「テスト終わったらありがとうも兼ねて2人で出かけたら～？」

堀「……………はい？」

勇「模擬デート的なのやっちゃいなよ！夏喜はそんぐらいぶっ飛んだ方がいいと思う！」

堀「何その自信。」

勇「今までの遅れ取り戻すんだったらそんぐらいの勢い必要でしょ。」

勇征の言うことには謎の説得力があって、反論できなくなってきた。

堀「でもどこ行ったらいいのか…それに誘うのもちょっと恥ずかしい…。」

勇「そこは夏喜がんばるところでしょ。ほんとに颯太にとられるよ？」

『颯太くん、大好き！』

颯『俺も大好きやで！』

2人がイチャイチャしている所を考えるとムカッとしてくる。そして俺の中で火がついた。

堀「絶対許さない…！」

勇「ま、後は頑張れ～。じゃ、俺筋トレするから。」

堀「あぁ、ありがとう。」

ﾌﾟﾂｯ

堀「絶対に颯太には負けない…！」

暫くの間俺の携帯は“女子デート人気”や“デートスポット可愛い”などの検索でいっぱいになっていた。