Send your feelings (ページ33)

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そたアタックページ33

～颯太side～
勉強会を始めて初めての休日。この2日間はサッカー部はテスト前もあり休みになったけどダンス部は遠征の試合があるらしく、澤夏くんと慧人は2日間参加できなくなった。

今日は僕の家での勉強会。Aが自分の家に来ると思うと少し緊張してくる。

ま、他のやつも来るけどな。

するとチャイムがなった。

颯「今行くでーー。」

玄関を開けるとそこには

「あ、颯太くん来たよーー！」

Aが1人でいた。

颯「あれ？他の人はおらんの？」

「うん、なんか他の人ちょっと遅れるみたい。」

颯「そ、まぁ上がってや。」

「おじゃましまーす！」

Aは後ろをついて来て、部屋に入れるとAは僕の隣に座る。

今はまだ部屋に2人しかいなくて今日は家族全員出払っていた。

え、今2人っきりやん。なんかめっちゃ緊張するし。

「とりあえず今日の分持ってきたけどこんな感じでいいかな？」

Aはこの状況を気にしている感じは全くしなくていつも通り。なんとかそれに合わそうと平然と振る舞う。

颯「ええんやない？いつもありがとなぁ。問題まで用意してもろうて。」

「全然！こちらこそさ、忙しいのに勉強教えてくれるから助かるんだし！」

「それは言い過ぎやって。」

たわいもない話しをしてると時間はあっという間で、すぐに勇征達が来たので勉強会を始めた。

「黎くん流石！！」

「夏喜くんここはね…」

「颯太くん！ちょっとヘルプ！！」

テキパキと動くAちゃんを見て改めて好きやなって、心の中でハッキリ思う。

でもきっと僕は恋愛対象として見てもらえてない。

それはさっきの2人きりの態度で何となくでも分かった。きっと僕はただの1人の友達ぐらいにしか見て貰えてないんやってこと。

もっと僕を見てほしい。

ただ側にいる人じゃなくて、1人の男として…