Send your feelings (ページ31)

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～颯太side～

もうそろそろでテストだけども最近は生徒会の仕事も忙しくなってきてて思うように勉強が進んでいなかった。別に特に焦る必要なんてないけど。

いつもテスト週間前は早く学校に行って勉強をするのがルーティン。今日も早くに行って勉強していると前に急にふわふわした毛の塊が。

颯「…慧人か。どしたん。」

そう聞くとキラキラの笑顔がひょこっと飛び出してきた。

慧「颯太おはよ！ねね！聞いて聞いて！」

颯「聞くって。またAちゃんか？ホンマに妹好きやね～。」

慧「別にいいじゃ～ん。(´-ε-｀)」

そんなにむすっとした顔をされても困る。

颯「で、Aちゃんがどしたん。」

慧「そうそう！颯太も来ない！？Aとの勉強会！」

颯「えっ、勝手に慧人誘っていいの？」

　
慧「いや、Aが連れ1人連れてきていいって言ってたから颯太どうかなって思って！」

颯「僕行ってええの？」

慧「もちろんじゃん！颯太頭いいし、会長選挙の時一緒だったから仲いいでしょ？」

確かに2年生の時の会長選挙のサポート役にAちゃんを指名して手伝ってもらった。でもそれは仲がいいというより、僕がAちゃんにアピールするチャンスを作ろう思って指名した。

そん時は快諾してくれて、見事僕を生徒会長にしてくれた。

颯「まぁ部活も隣で何かと話すからな。勉強会参加するわ。慧人よろしくな。」

慧「ありがとー！Aに伝えてくるね！後今日は澤夏くんの家でやる予定だから一緒に行こ！」

手早く話して慧人はAちゃんのいる教室に走って行った。

ここで距離縮められるといいなぁ…。