Send your feelings (ページ30)

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～勇征side～

昨日夏喜がAの家で勉強会をやると言ってたからそれが気になっていつもより早く起きれた。その勢いでいつもよりだいぶ早くに学校に行くと、俺と同じぐらいのはずの夏喜が既に教室にいて勉強していた。

勇「あれ夏喜！？今日早くね！？」

堀「勇征も早いだろ。珍しいね。」

勇「そう！夏喜の昨日の勉強会、どうなったのかなって気になってさ！教えてよ！」

夏喜の前の席には誰も座ってなかったので前の席の椅子を借りて座る。

堀「教えるって言っても…ただきちんと勉強教えてもらっただけだよ？Aの教え方めっちゃうまかったけど。」

最初は塩だけど、今はクラスに2人だけしかいないのと、Aの事を話し始めると楽しくなってきたのかどんどん話し始める。

堀「実はさ！クッキーを貰ったんだけど、それがAの手作りで、めっちゃ美味かった！」

勇「Aお菓子作りもできるんだ～。他には何かあった？」
　

夏喜の話しは聞いててちょっと面白いからどんどん掘り下げたくなる。

堀「他にはさ、教えてもらってるときにいい匂いして理性壊れそうでヤバかった//」

勇「他のやついなかったら危なすぎるな。」

堀「正直やばかった。確実にやらかす所だったよ。//」

勇「いいなー。いくら何でもAに教えてもらえるのちょっと羨ましい。」

ポツリと呟くと夏喜は何か思い出したらしい。

堀「そうだ。勇征勉強会来る？なんか1人までだったら誘っていいって言われただよ。」

勇「それまじ！？行く行く！勉強教えてもらいてぇ！」

堀「じゃ、決まりだな。今日は澤夏くんの家でやるらしいよ。」

勇「りょーかい！」

やった！俺も成績上げるチャンスじゃん！？ラッキー！！

こうして夏喜の連れは俺に決まった。