Send your feelings (ページ24)

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勉強会開催！ページ24

～夏喜side～

職員室を出てから向かったのは3ー2。勿論勉強を教えて貰えるか聞く為。

教室を覗くと澤夏くんと喋っているのが見えた。

近くの人に頼んでAを呼ぶとすぐAが来た。後ろには何故かニヤニヤしている澤夏くん。

「夏喜くんおはよ！珍しいね、どうしたのー？」

相変わらずキラッキラの笑顔にキュンとする。

堀「それがさ…。」

さっき大樹先生に話されたことを話す。

すると目をまん丸にしたAと澤夏くん。

「え、待ってそれやばくない！？」

澤「うん、下手したら試合出れないってことでしょ。」

堀「そうなんだよ。それに俺、特に数学苦手なのに70点以上取らなきゃ行けないからさー。」

「ねー！大樹先生無茶だよ～。ちなみに前回のテストは何点？」

堀「…56。」

流石にこれはやばいよなー。自分でも聞いて引くし。A学年トップだし、こんな無謀なこと…。

「何だぁ！それだったら70はよゆーだよ！」

あっけらかんと言うAをびっくりして見る。

「夏喜くん、飲み込み早いし、20点は上げれると思う！一緒に頑張ろ！もちろん私手伝うよ！」

堀「いいの？自分の勉強もあるのに？」

「いいんだよ！目指してる所、点数少し下がっても大丈夫だし、こっちだってより理解も深まるからね。あ、澤くんも一緒にやる？勉強会w」

澤「俺もAに教えてもらおっかな。」

堀「澤くん教える側でしょ。頭いいくせに。」

澤「Aには流石に負けるって。まぁ夏喜には負けてないけど？俺」

「でもゆうてこの前数学64だったじゃん。」

澤「あ、バレた？w数学だけ上手く行かなかったの。」

堀「そんなAは？」

「96ですけど？？ﾄﾞﾔｯ」

堀「えぐ。」

「学年トップなめんな。」

澤「でもラッキーだわ。これで点数大丈夫なんじゃない？」

「夏喜くんの頑張り次第だけどね。」

好きな人に教えて貰えるのに頑張らないなんてあり得ない。

堀「俺やるときはるやるから。」

「じゃあ一緒にがんばろ！」

みんなで次のテストを頑張ることを約束した。

大樹先生ありがとう。