Send your feelings (ページ22)

今日:23 hit、昨日:35 hit、合計:156,942 hit

▽ ページ22

大樹「夏喜が次のテストで数学70点以上取らないと、次の〇〇高校との試合に出れない、ということになりました～。」

ニコニコ笑っているけど、とんでもない爆弾発言。

堀「え？すみません。大樹先生急にどうしたんですか？」

大「いや～、夏喜には部活だけじゃなくて、勉強の方もより頑張って欲しいな～って思ってね、だからこうしたらより頑張れるのかなーって思った！」

堀「いや理由めちゃくちゃですよ！？それにもしその点数が取れなくて、試合出れないとなったら……告白のチャンス本気で失いますよ…。」

大「確かにそれはあるけど、やっぱり告白はこういう大きな試練も乗り越えなきゃいけないと思うんだよ。」

確かにそれも一理あるけどさ…。急すぎない？

展開が早すぎて頭が追いつかない。

大「まぁ自分じゃ大幅な点数UPは難しいだろうからさ、誰かに頼んで教えてもらいな。そーだな。ほら颯太とか、、Aとかさ笑」

堀「まさか、、最初からAが目的ですか！？」

大「でもきっと、好きな人から勉強教えられたら、すっごい身につくと思うぞ。それにAの成績は学年トップクラスだからこれだと大幅に点数が上げられると思うし。」

それにそこでアピールも可能じゃん？なんてニヤニヤしながら言ってくる。

最初は急すぎて焦ったけど、確かによく考えたらこれは何かとおいしい提案なのかも。

堀「まぁ頑張ってみます。」

大「お！頑張れよ！3週間で距離縮めるんだぞー！笑」

堀「ちょっとやめてください。笑」

2人で笑いながら喋っていたけど、この時まさか颯太がこの話しを聞いてるなんて思ってもみなかった。