Send your feelings (ページ21)

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世「え！じゃあ2人両想いってことじゃん！いいね～青春してるね～！」

大「そうですね～！楽しんでますねー！」

2人でわちゃわちゃ喋っていると、

世「この調子で夏喜、成績も上がんないかなー。夏喜、俺の担当の数学苦手っぽいんだよね。」

ポツリと世界さんが放った言葉に俺の頭の中で名案が浮かんだ。

大「世界先生！俺いいこと思いつきました！すみません…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ。」

世「えー、確かにそれは2人にとってはいいけどさー、もし上手く行かなかったら大樹先生困らない？」

大「大丈夫ですよ！夏喜なら絶対やれますって！」

世「まぁ、確かにやれそうだよね。えっと次の予定日は…3週間後か、いい時期だね。」

大「はい！明日の朝、早速言ってみます！」

世「程々にね～。」

明日が楽しみだなぁ～！

ワクワクしながら残りの仕事を進めた。

～夏喜side～

次の日、学校に行って下駄箱で履き替えていると

大「夏喜おはよう～！」

堀「おはようございます。」

何故かとてもご機嫌な大樹先生がいた。

あまりにもご機嫌がいいから何事かと思いながら横を通り過ぎようとすると、

大「ちょっと職員室来て。」

さっきまでの緩めの声ではなくマジなトーンで言われた。

堀「あ、分かりました。」

そして大樹先生の後ろについて行って職員室に入った。

職員室に入ると昨日と同じ場所に座る。

大「えっと、じゃあ早速内容なんだけど。」

堀「はい。」

さっきの声がガチトーンだったこともあり2人の間にはピリッとした空気が流れる。

大樹「夏喜が次のテストで数学70点以上取らないと、次の〇〇高校との試合に出れない、ということになりました～！」

堀「…え？」