Send your feelings (ページ18)

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▽ ページ18

大「単刀直入に聞くけど、何か悩みとか今あるの？」

核心をつく一言に動揺が隠せない。

大「やっぱりそうか。その悩みがプレーに出ちゃってるから、今うまくいかないんだと思う。もし何か悩みがあるなら話してくれると嬉しいな。」

そっか、Aのことにモヤモヤしすぎたのかも知れない。

でも、このこと大樹先生に話すのなんかな…バラしそうで←

堀「えっと、この事誰にも言いませんか？」

大「もちろんだよ。生徒のプライベートはしっかり守るから。」

大樹先生が輝いて見える。これならきっと相談するのもいいよな。

堀「実は俺好きな人いるんです。」

大「ﾌﾞｯ、え？まじで言ってる！？」

堀「はい、まじです。」

大「そっち系かよ～。何か家であったのかと思ったわ！！w」

飲もうとしたお茶を吹きかけた大樹先生。デスク側だったからいいけど。

まぁ驚くのも無理はない。

よく恋愛系の質問を大樹先生に振られたりしたけど、先生にも誰にも興味ないって言い続けてたから。

大「とうとう夏喜にも好きな人出来たのか～。え？誰々？」

堀「……Aです。」

大「まじで！？A！？意外と夏喜、鉄板いくね～！」

ゲラゲラ笑ってくる。

その大樹先生を見てムゥとしながら

堀「そんなに笑わないでくださいよ…。」

大「ｱﾊｯ、ごめんごめん、Aのどこ好きになったのー？」

堀「全部です。笑顔も性格も。最初は2年の時に席が隣になった時ですね。」

大「えっ！？まさかのそこから！？俺がセッティングした時じゃん！！」

堀「え？」

大「いや～、あまりにも夏喜が誰にも興味持たないからAとか好きになんないのかな～って思ってさ！隣にしてみたんだよね！」

俺さいきょー！大成功じゃん！なんてめっちゃ喜んでるけど、

いやそんな理由で席組んでいいの！？