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kn《チーノォ？って、アイツ居らへんの？！》
ut《シンマ、頼むから自分の隊の点呼くらい最初に取ってや…チーノのこと忘れんどいてくれ》
ht《コネちゃん、さすがに仲間のこと忘れるのは…》
仲間の存在を忘れるというあまりの無慈悲さに呆れて物も言えないと言った風な彼らの様子に、コネシマは慌てて弁解を始める
kn《ちゃ、ちゃいますやん！アイツのことやからどうせ今回もショッピくんとペア組んで動いてんねやろと思っとってん！放っとったのは信頼からやで！》
shp《コネシマさん、エミさんの言ってた作戦ちゃんと聞いてました？今回俺はアンタの後方支援に専念しろって言われてたじゃないですか》
ut《せやで。だから僕はシャオちゃんの後方支援に専念しとるんよ》
sha《ガバッて俺撃ったりしたら殺すぞ》
ut《ｳｯ シャオちゃんってば、しんらちゅ…》
大先生の猫なで声を聞いたシャオロンが「SANチェック…」と言えば、大半の幹部がそれぞれ頷く。
話がこれ以上脱線し戻らなくなってしまう前にとショッピは少し早口になりつつ言葉を続けた
shp《俺、この戦争が始まる前の日にチーノがグルッぺンさんと２人で話し込んでたとこ見ちゃったんスよ。真剣に何コソコソ話してんねやろ…てずっと思っとったんですよね》
em《確かに、なんか最初この作戦グルッぺンさんに話した時いつも以上にニヤついてたような気が…？いつもの発作かと思ってなんも気にせんかったわ…》
rbr《まぁ戦争始まる時大体ニヤついてるからな、グルッペンは》
os《そやな。通常運転めぅ》
shp《まぁ…さっきも言いましたけど、確証はないってとこよろしくお願いします》
そう念を押したショッピだったが、トントンを含めショッピの予想を聞いたものは皆共通して安堵の息を漏らしていた
tn《チーノのこと、ショッピくんがそう言うってんなら本当に大丈夫なんやろ。今となっちゃ何気に俺よりアイツのこと分かっとると思うしな》
shp《……っす。》
グルッぺンが消え、１番
それぞれが自分の持ち場に戻り戦闘を再び開始したのだろう。ゾムもエーミールとの個人通信に切り替え直した
そしてゾムは尋ねる
zm「なぁエミさん。念の為俺も城行ってええ？」
em《ひ、必要以上に暴れないでくださいよ…？》
zm「心配性やなぁ、“ほどほど”にするて！《え？ちょ、》じゃ！」
ﾋﾟｯ
そうして半ば強制的にエーミールとの通信を切り、ゾムは城へと足先を向けたのだった
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名無し - 皆さんの魅力を引き出す素敵な作品ですね！ストーリーの構成や展開、比喩や日本語の使い分けに心を打たれました。そして続編に行くタイミングが絶妙でより続きに興味を引かれました。まだ続編があるのにも関わらず、コメントしてしまいすみません。お返事は結構です。 (7月20日 21時) (
レス) @page50 id: 0a21e3f2e5 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - NikaRaysさん» ありがとうございます！わ、分けるほどの文才なんて私にはございませぬですよ…しかも天才だなんて…！？全員の魅力をきちんと引き出せているのなら幸いです！これからも是非ともよろしくお願いします〜 (2022年7月22日 20時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
NikaRays - 好きです。文才分けてください。そして大好きです。全員の魅力を最大限に引き出している。天才ですね、好きです (2022年7月21日 13時) (レス) id: 6125a03033 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - おーいgrさん？cn絶対許さへんで？私も許さへんけど…… (2022年5月23日 5時) (レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ｸﾞｱｯついに言った、言ったぞ!!やっべぇ心臓が発作おこしちまうぜ。(テスト明けと大会二日連続で眠くて頭おかしいです。) (2022年5月22日 22時) (レス) @page50 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2021年11月26日 22時
