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我々国は血気盛んな戦争屋。そう言われ初めたのは果たして何がきっかけだったのだろう
我々国は周りの近隣諸国と次々に戦争を起こすから？それとも、国の上層部の人間たちが毎日のように引き起こす内ゲバからだろうか
世間に蔓延る噂の原点とはどんなものでも正確には分からない。人から人へと伝わる“噂”というものは全てにおいてそうなのだ
…だが、これだけはハッキリと言えよう。
火のないところに煙は立たない
《ｻﾞｻﾞｯ…ゅー、Ｈき…、ｻﾞｯ…ＨＱ！前線より伝令！
前線にて我々国幹部と接敵！》
「くっそ…ここにきてか…！」
前線から飛ばされる伝令を前線機関にいる男たちが受け取る。ここで一度伝令を整理し、纏められることで正式に城本部に“報告”として伝えられるのだ
そんな男たちは戸惑っていた
今まで姿を一度も見せなかった幹部が突然現れた。いったいなんの意図があるのだろうかと
「ﾁｯ今は考えてもしかたないな…おい、数は！」
《はっ！敵対部隊は幹部を初めとする２部隊！その数推定、、、、、、は》
「おい、なんだ！？どうしたっ！」
《ぶ、部隊編成数およそ各隊、にｯ、２５０！総数…そのっ、約、》
_______５００、、、！！
「………は？」
その報告は辺りの音を遮断するきっかけだったのだろうか。あまりに現実味のない数字に男は呆気に取られる
「そ、その報告に間違いは無いのかｯ？！」
《は、はいｯ！！幹部を長とする部隊２！接敵した幹部はシャオロン・トイフェルとコネシマ・ケーニ_「〜」ガｯｯ！？…ｻﾞｻﾞｯ 》
「おいっ、おい！！」
《ｻﾞー…ｻﾞー…》
男が呼びかけても耳に付けたインカムからは砂嵐に似たような音しか帰ってこない。彼の額には冷や汗がタラリと流れた
「我が軍は前線に１万弱の兵を投入したんだぞ…？それを相手取る援軍がたった…たったの５００だと？？ありえないｯ！」
それは男の本心だ。数にして１万の兵とたった５００人の兵…と２人の幹部。戦争に関する知識がない一般人に問うたとしても１万が勝つと返ってくるだろう
それに自分たちはこの数日間５００なんて目でもない程の我々国兵士を倒してきた
なのに、何故なのか
(俺たちは勝てる…のだろうか)
そんな考えが…浮かび上がってしまう。どう考えたとして、どんな策を講じたとして、自分たちの勝てる未来が霞んでいくと
「ｸｯｿ、いったい我々国の奴らは…参謀は、何を考えてるんだ…」
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「さぁな。エミさんの思考は色んな意味で俺らもわからんで」
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名無し - 皆さんの魅力を引き出す素敵な作品ですね！ストーリーの構成や展開、比喩や日本語の使い分けに心を打たれました。そして続編に行くタイミングが絶妙でより続きに興味を引かれました。まだ続編があるのにも関わらず、コメントしてしまいすみません。お返事は結構です。 (7月20日 21時) (
レス) @page50 id: 0a21e3f2e5 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - NikaRaysさん» ありがとうございます！わ、分けるほどの文才なんて私にはございませぬですよ…しかも天才だなんて…！？全員の魅力をきちんと引き出せているのなら幸いです！これからも是非ともよろしくお願いします〜 (2022年7月22日 20時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
NikaRays - 好きです。文才分けてください。そして大好きです。全員の魅力を最大限に引き出している。天才ですね、好きです (2022年7月21日 13時) (レス) id: 6125a03033 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - おーいgrさん？cn絶対許さへんで？私も許さへんけど…… (2022年5月23日 5時) (レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ｸﾞｱｯついに言った、言ったぞ!!やっべぇ心臓が発作おこしちまうぜ。(テスト明けと大会二日連続で眠くて頭おかしいです。) (2022年5月22日 22時) (レス) @page50 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2021年11月26日 22時
