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場所は変わり会議室。
朝の騒動から陽が頂点を少しすぎた頃…先の“緊急収集”という自分の一声で総統をはじめとした我ら幹部が勢揃いして_
tn「鬱の野郎は？」
いなかった。
rbr「何しとんねんあのアホ…」
sha「寝坊じゃね？」
em「もうお昼過ぎてますけど…;;」
グルッペン直々に下された総統命令で任務に出ていた奴らも足早に出先からＵターンして帰ってきている…のにも関わらず！！
未だに鬱こと大先生が来ていない
すると、
tn「…来たな」
ガンッッ
と。トントンが目を向けたと同時に何かをぶつけたような音をたて勢いよく会議室の扉が開かれた
ut「よっしゃセー_「アウトじゃボケェ！！」ﾋｯ」
tn「緊急収集言うたやろ！？何しとってん！」
トントンは持ち前の優しさから“大天使”と言われることが多々あるが、今の形相から言えば“堕天使”という言葉の方が似合うかもしれない
そんなトントンを目の前にした鬱先生は静かに彼の前で正座をし、カタカタと震える
ut「ね、寝テマシタ…」
tn「………ﾊｧ まぁえぇ。今は叱っとる時間さえ惜しいからな」
ut「トン氏！！」(喜)
tn「粛清は“後回し”や」
ut「トン氏…！」(泣)
わざと後回しという部分を強調したトントンに泣きながら席に着く大先生。自業自得としか言いようがない
gr「さて、これで全員揃ったな。話を始めようじゃないか」
そう言うグルッペンの目が俺に向けられる。「話せ」という合図だろう。俺は椅子から立ち上がり、さっき急いで作成した資料を片手に話し始めた
rbr「今日の朝に城裏森Ｓ２地点の防犯カメラに侵入者が写った。その数１８人。後にコネシマおよびシャオロンが討伐、主犯格と思われる男はオスマンにパスした」
os「おん。しっかりとお話してきたで」
gr「…成果は？」
os「この外交官様を舐めてもらっちゃ困るめぅ〜！色々と吐かせたったわ」
ニヤリと笑うオスマンに敵だとしても少しあの男達に同情してしまう。お話し、なんて生易しいものでは無いことを分かっているから
os「でも、シャオニキが元々アイツらが傭兵団ってこと暴いてくれとったからまぁまぁ楽やったよ」
sha「暴いたっつーか、そいつらが勝手にゲロっただけやで。“傭兵だと思って侮るなよ…”ってな、侮る方が難しいくらい弱かったけど」(笑)
シャオロンの煽りを交えた回答に笑いつつ、オスマンは話の続きを促されもう一度口を開いた
os「男らを雇っとったのは…お察しの通り。クランウェルやったで」
「！」
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名無し - 皆さんの魅力を引き出す素敵な作品ですね！ストーリーの構成や展開、比喩や日本語の使い分けに心を打たれました。そして続編に行くタイミングが絶妙でより続きに興味を引かれました。まだ続編があるのにも関わらず、コメントしてしまいすみません。お返事は結構です。 (7月20日 21時) (
レス) @page50 id: 0a21e3f2e5 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - NikaRaysさん» ありがとうございます！わ、分けるほどの文才なんて私にはございませぬですよ…しかも天才だなんて…！？全員の魅力をきちんと引き出せているのなら幸いです！これからも是非ともよろしくお願いします〜 (2022年7月22日 20時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
NikaRays - 好きです。文才分けてください。そして大好きです。全員の魅力を最大限に引き出している。天才ですね、好きです (2022年7月21日 13時) (レス) id: 6125a03033 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - おーいgrさん？cn絶対許さへんで？私も許さへんけど…… (2022年5月23日 5時) (レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ｸﾞｱｯついに言った、言ったぞ!!やっべぇ心臓が発作おこしちまうぜ。(テスト明けと大会二日連続で眠くて頭おかしいです。) (2022年5月22日 22時) (レス) @page50 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2021年11月26日 22時
