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仲間がやられたことが発端となったのか、こちらへ無闇矢鱈に襲いかかろうとしてくる男達。シャオロンは遠心力を利用しシャベルの持ち手部分を次々と腹に入れる
「ｶﾞﾊｯ…！！」
sha「っし、８っ匹…目ッ！」ｶﾞｯ
「ｸﾞｯ……ﾊｯ、…！！」
ロボロに言われた通りに男たちを殺すことはやめ、次から次へと気絶させていくシャオロン
３分にも満たないような短い時間に仲間の半数以上が倒れたこの状況に、未だ意識のある男達はガクガクと情けなくも震えていた
rbr《シャオロン敵影数 残り４。》
sha「はぇー…ほんま雑ッ魚い奴ばっかやなぁ。これでよく“傭兵団”とか言えたわ」
「なｯ！？ば、馬鹿にするなよッ！」
もはやヤケクソ。その言葉が良く似合う
男達は素手では叶わないと悟ったのか幅２０cmはあるだろうナイフや自衛用に持っていたのであろう拳銃を取り出し、拙い手つきで構え始める
sha「そんなガッタガタに震えた手でさぁ、俺の事殺れる思っとるん？」
「ﾁｯ 舐めるなァｯｯ！！」
右、左、上、右…男はナイフを様々な方向に規則性もなくただただ振り回す
これがもし街中などで一般人に向け振られていたナイフならば３人位殺せるだろう。それほどまでに男のナイフの勢いは強かった
だが、
sha「…隙だらけ、やわ」
「脇とか特に」と、一見すれば訓練のアドバイスのような言葉を伝えつつシャベルを使うまでもないと言ったように男の右腹へ回し蹴りを放った
「ｸﾞｯｯ……！！」
痛みに呻く男の背後
１人倒したとシャオロンが一呼吸をするために息をついた所へ今度は銃を持った男が唐突に現れた
「っ、」ｶﾁｬﾘ
標準をシャオロンに合わせる。彼は動かない
男の緊迫溢れる荒々しい呼吸のみが聴こえる空間。それを切り裂いたのは_
sha「！」
_____バンｯｯ！という甲高い銃声だった
森中へ響いた音に伴い揺れる木々、異変に気づき慌てて飛び立つ小鳥たち。
そして無惨にも倒れる………
「ｶﾞﾊｯ…！」
シャオロンへと銃を放った男。
rbr《ん、お疲れ。》
気がつけば、もう“彼ら”の周りに勇敢にも立つものは誰一人として居なかった
sha「ﾁｯ もう来たんかよ」
せっかくの勝利だと言うのにも関わらず、シャオロンはどこか憎々しげに顔を歪める。
その理由は
「ふーーーん！勝ちましたわァ！！！」
“彼”に、１番の見せ場を奪われたからだろう
sha「お前っ、、よくも俺の獲物横取りしやがったな、“コネシマ”ァ！」
kn「お前が倒すん遅いからやろ！！！！」
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名無し - 皆さんの魅力を引き出す素敵な作品ですね！ストーリーの構成や展開、比喩や日本語の使い分けに心を打たれました。そして続編に行くタイミングが絶妙でより続きに興味を引かれました。まだ続編があるのにも関わらず、コメントしてしまいすみません。お返事は結構です。 (7月20日 21時) (
レス) @page50 id: 0a21e3f2e5 (このIDを非表示/違反報告)
レッドウルフ(プロフ) - NikaRaysさん» ありがとうございます！わ、分けるほどの文才なんて私にはございませぬですよ…しかも天才だなんて…！？全員の魅力をきちんと引き出せているのなら幸いです！これからも是非ともよろしくお願いします〜 (2022年7月22日 20時) (レス) id: 704b4d5265 (このIDを非表示/違反報告)
NikaRays - 好きです。文才分けてください。そして大好きです。全員の魅力を最大限に引き出している。天才ですね、好きです (2022年7月21日 13時) (レス) id: 6125a03033 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - おーいgrさん？cn絶対許さへんで？私も許さへんけど…… (2022年5月23日 5時) (レス) @page50 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
柊 - ｸﾞｱｯついに言った、言ったぞ!!やっべぇ心臓が発作おこしちまうぜ。(テスト明けと大会二日連続で眠くて頭おかしいです。) (2022年5月22日 22時) (レス) @page50 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レッドウルフ
| 作成日時：2021年11月26日 22時
