悪魔の生態調査記録簿

キスしてみた ページ6

鈴木入間


「ぇ…? へ…? な、ななな…っ!?!?」


キスをすると、カアァッと顔を赤くした入間くん。

真っ赤な顔をして狼狽える姿は、とっっっても可愛らしい。


『そんなに驚かなくても…』

「驚くよ!! こ、こんな事は他の人にはしちゃ駄目だからね!?」



結果 その後しばらく目を合わせてくれませんでした。




アスモデウス=アリス


『ねぇ、アズくん』

「何ですか？ Aさ……っ!?」


アズくんに声をかけて彼が振り向いた瞬間、彼の頬に軽くキスをする。

驚きで呆然としていたアズくんですが、我に返るとAさんに注意します。


「A様!! 軽々しくそのような行動をなさってはいけません!!」

『…アズくんは、嫌だった?』

「い、嫌では……っ、ともかく!! あまりそういった行動はなさらないでください!!」



結果 注意された。(ちなみに注意してる間ずっとアズくんの顔は赤かった)




ウァラク=クララ


「Aち…。Aちも遂にキスの素晴らしさに目覚めたかっ!!」


………はい?

彼女の額にキスをしてみたものの、予想の斜め上な反応をされてしまいました。


「キスとは、それはそれは素晴らしいものなんだよ! Aち!!」

『そ…、そうなんだ…？』

「そう!! キスは好きなものに対する最高の愛情表現なんだよっ!!!」



結果 予想外すぎる反応。さすがクララ。




サリバン


『おじいちゃん、屈んで？』

「いいよー!! かわいいかわいいAちゃんの頼みとあればっ!!」


ニッコニコしながら屈んだおじいちゃんの頬にキスします。

…だって、そうしないと身長差がありすぎて届かないんですもの。


「もーAちゃんったら！ そんな可愛いことされたら、おじいちゃん照れちゃうじゃない!!」

「お礼におじいちゃんもAちゃんに、いーっぱい“ちゅー”してあげる!!」

『え!? いや、いいよ…っ!!』

「遠慮しないのー!!」



結果 おじいちゃんからの“ちゅー”の嵐。 ※逃げることは不可能。




オペラ


「…………」

無反応。まさかの無反応。

表情も全く変わっていない。…嫌だったのだろうか？


『あの、オペラ、さん…?』


声を掛けると彼はゆっくりと近づいてきて…、って近い!! 近すぎるよ!?


「…A様」

「あまり、大人をからかってはいけませんよ」



結果 色を含んだ声で耳元で囁かれた。完敗です。

〃→←抱きついてみたよ

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