【A3!】卯木千景の女友達 ２

いきなり社長登場！？ ページ2

『…………』

「……おい」

『……何でしょう…』

「これ…なに？」

『書類』

「…俺のデスクどこか分かんないんだけど」

『……』

「目逸らすな」

『…借りてるね』

「借りてるって言うより、もう書類で消してるよな」

『いやぁ、夢中になっていっぱいしてたら、ここまで増えちゃって』

「俺仕事できないんだけど」

『ごめん。この仕事終わるまで待って』

「何時間かかると思ってんの？お前、そう言って、全部やり終えるまでするじゃん。」

『うぐっ、すぐにどけます…』


「お疲れ様〜」


『「(この声…！)」』

「社長⁉」

「えっ、えっ…？」

「何かした！？」

「ひいい…A先輩盗撮したのバレた！？」

「(会社に犯罪者いた…A、お前もうちょい危機感もて)」

「弥生さんいる？」

『あ、はい。なんですか？』

「仕事のしすぎだから、明日と明後日お休みね」

『えっ…(シュン』

「だって、A」

「じゃあ、そういう事で！」

『し、仕事は？』

「ん？二日間は仕事なしだよ。それと、書類の量減らすね」

『ふぁっ、』

「……どんまい」

「じゃーねー」

『社長おおおおお‼二日間の休み中に書類置いといてください！』

「うん、無理だね」

『仕事したいです！』

「でも、前にあげた休暇一ヶ月も前だし…」

『大丈夫ですからぁ…』

「えー…無理よ〜。もう決めちゃったし〜」

「(社長、なんとなくオカマ化してない？)」

「「(A先輩可愛いっ！！)」」

『お願いします！』

「ごめんね、無理」

『うっ…』



『千景ぇ〜』

「仕事のしすぎが、裏目に出たな」

『いいもん、家で仕事してやる。』

「休んどけよ。」

『うぅ…』

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