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あれからどれくらい時間がたったかなんてわかんないけど、まだ全員が同じ場所から動けずにいる
高橋「･･･！A！きこえる？！」
静寂が続く場に高橋の高く明るい声が響いた。あれからというものソファーの隣にぴったりとくっつきなにもせずにただ手を握っていた
「･･･ゆと、」
高橋「おはよう、A」
そういえばただただ強く腕にAを閉じ込める
「･･･ゆうとわたしさ、･･･」
高橋「ん、なんも話さなくていーよ。ちゃんと息して。ここにいればなにも聞こえないし見えないから」
大丈夫、とただただ繰り返す高橋の腕の中で何かが切れたかのように泣き狂うA
高橋「ん、えらいじゃん。俺はずーっとここにいるよ」
あれからどれくらい時間が過ぎたのだろう。泣き疲れて、もう一度夢を見る彼女をかこう男たち
平野「A！！！」
永瀬「ちょ！しょう声デカすぎてびっくりしてるやん」
多忙でしばらく会えてなかったキンプリが続々と入ってくる、
平野「ごめん、仕事巻いたんだけど･･･遅くなった」
「しょお･･･やだ、またひとりになちゃ･･･っ！」
平野「何回も言ってるけど、俺はAの前から居なくならないよ。いなくなる時はAもつれてく」
声をかけるやいなや腕へと閉じ込める。普段の天然キャラからは想像もつかないくらい頼りがいがある腕の中
平野「ひとりにしてごめんなあ」
永瀬「ほら、みんなおるやん。安心やろ？」
神宮寺「しょうその体制たぶん息しにくいから動かしてあげて」
岸「泣き虫Aちゃん懐かしいけど、いまでもみーんなうけとめてやるから安心して泣け！」
海人「今日は俺もお兄ちゃんになってあげる」
平野も、強がってるキンプリお兄ちゃんたちも目が赤いこともぜーんぶ分かってる。けど、でも仕事終わって聞きつけて1番にAのもとへと駆けつけてくれた
平野「あ、寝た(笑)」
永瀬「しょうのシャツ握って離さへんこいつ」
神宮寺「もうしょうが連れて帰るしかなくね？」
しばらくしてAが平野の腕の中でシャツを握りしめて夢の世界へ
海人「おれ、Aちゃんのこんな姿はしめてみた」
岸「だろーな！･･･コイツ強えから」
なんだかキンプリがいてハイハイ、美少年。少し前のこの稽古場に戻った気分だった
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麗(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2021年11月22日 22時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
らー(プロフ) - このお話、書きはじめられた頃から大好きでした！携帯変わってようやく見つけられました！更新、楽しみに待ってます！ (2021年8月12日 0時) (レス) id: 2120e3f2ad (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 35ページ おかれりおれの、、 の おかれり は おかえり ではないでしょうか？ (2021年2月5日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 23ページ 夢主ちゃんの名前になっているところがあるのですが、美少年の方の女の子の名前が入るべきではないでしょうか？ (2021年2月5日 21時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
タピミル(プロフ) - 更新待ってます！ (2021年1月28日 4時) (レス) id: ee2a92e956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナちゃん | 作成日時：2019年6月14日 20時
