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僕の「秘密の活動」は叔父は勿論、誰にもバレる訳にはいかなかった。ポケットに鍵を潜ませて、今日も水配りに向かった
「あら祥彰くん、この前ぶりね」
「こんにちは、山田さん。叔父様は電話かかってきちゃって…もうすぐ来ると思います」
「なるほどね、叔父さんも大変よねえ、神様はまだ18歳でしょう？」
「そうなんです。僕と1つ違いで」
叔父さんの電話がまだ長引きそうなのを確認して本題に切り出す
「そう言えば、僕前にお会いしたことありましたっけ？」
「あら、覚えてない？もう1人小さい子と集会所でよく遊んでたじゃない」
「…そうかもしれません。ありがとうございます」
山田さんは満足したらしく今日渡した水をコップに注ぎ始めた。ご機嫌な様子で鼻歌を歌いながら水を飲む山田さんを横目に、僕は考えていた
山田さんは『小さい男の子』って言ってた。もし子の男の子が僕の夢に出て来た『彼』と一致していたらーーー
「お待たせしました、山田さん。すみません電話が長引いちゃって」
「いいのよぉ、それより水、ありがとうね」
「いえいえ、じゃあ、祥彰。次行くか」
はい、と笑顔を作って叔父さんの後を追う。山田さんは笑顔のまま僕らを見送った
「今、丁度電話があってな。祥彰、今度テレビ取材を受けてみないか？」
「…僕が、ですか？」
「ああ、そうだ。神様を広めるチャンスだ。やってくれるな？」
いつもの、有無を言わさぬ目で訴えかけられる。僕はいつだってこの目が、この表情が怖かった
「…ありがとうございます。仰せのままに」
「いい子だ」
叔父さんは上機嫌でハンドルを操作する。ああ、ここはこの前彼を見かけた交差点だ、なんてことを思い出す。とりあえず今は目の前にあることをひとつずつ解決していこう、それ以外に術はないのだ
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めろんぱん(プロフ) - もももさん» 返信遅くなりすみません！ありがとうございます！！ (2020年11月22日 19時) (
レス) id: 24dbf2b9b1 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - これからの展開が楽しみです！応援してます！ (2020年10月4日 22時) (レス) id: 8cb9ab5926 (このIDを非表示/違反報告)
むう。(プロフ) - めろんぱんさん» 勿論です！楽しみにしております。 (2020年9月25日 22時) (レス) id: 639ff9af3e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - むう。さん» ありがとうございます！これから頑張って書くので引き続き読んでいただけると嬉しいです！ (2020年9月24日 23時) (レス) id: 24dbf2b9b1 (このIDを非表示/違反報告)
むう。(プロフ) - はじめまして。とても楽しく作品を拝見させて頂いております。すごく面白く、これからの展開も楽しみにしております。 (2020年9月20日 23時) (レス) id: 639ff9af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2020年9月19日 0時
