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歓迎会をすることが決まってからの一週間は
あっという間に過ぎていった
講義を受けて、オフィスで記事を書いて
たまに動画にも出演して
あ、顔出しはまだしてないけどね
忙しいけど充実した毎日だったなー
・
今日は伊沢さんと買い出しに行く日
伊沢さんおしゃれそうだし
隣を歩けるように、いつもよりしっかりめにおしゃれをしていく
待ち合わせ場所の駅に着くと
いつも通りおしゃれでかっこいい伊沢さんが
柱にもたれかかって携帯を触っていた
携帯触るだけで絵になるってどういうこと？
『お待たせしました！』
「いや、待ってな・・・いよ」
伊沢さんは私の方を見るなり
目を大きく開いて、驚いた顔をした
『どこか、変ですか・・・？』
「いや、今日は一段と可愛いね」
予想外の返答に驚きながらも
きっと伊沢さんは色んな人に言ってるんだと自己完結し
軽く受け流す
『ありがとうございます
お世辞でもうれしいです』
「いや、お世辞じゃないんだけど・・・
困ったな」
『何か言いました？』
「なんでもないよ、行こっか」
『はい！』
――――――――――――――――――――――
食品売り場もある大きなショッピングモールに着き
なんとなく見て回った
『っ・・・』
私好みの雑貨屋さんを見つけて思わず足を止める
昔からアクセサリー類に目がない
「どうかした？」
『あ、いえ
可愛いお店だなーって思って』
「ちょっと見ていく？」
『でも、今日はそういうんじゃ・・・』
「いいからいいから」
伊沢さんに背中を押されて
ゆっくりと店の中に入る
――――――――――――――――――――――――
『わ、可愛い・・・』
店の中には
私好みの可愛いシンプルなアクセサリーが
きらきらと輝いていた
「Aちゃんはこういうアクセサリーとかが好きなんだ」
『はい、昔から
小さめのシンプルなアクセサリーが大好きで・・・
子どもっぽいですよね』
「そんなことないよ
いつもそのネックレスつけてるもんね」
『ああ、これは
中学を卒業した時に、拓朗から初めてもらったものなんです』
「・・・へー」
胸元にあるネックレスを撫でながら話すと
伊沢さんが少しだけ、顔を歪めた気がした
・
その後は
お互いにお店の中をふらふらと見て回って
私は何も買わずに店を出た
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Lily(プロフ) - 泡姫さん» ありがとうございます！何度もコメントしてくださり、最後まで読んでくださって本当に嬉しかったです！本当にありがとうございました！ (2019年1月18日 21時) (
レス) id: 75dd804998 (このIDを非表示/違反報告)
泡姫 - もう本当素敵すぎます！ありがとうございます。 (2019年1月17日 22時) (レス) id: c29d185bf6 (このIDを非表示/違反報告)
燐音(プロフ) - 泡姫さん» またコメントありがとうございます！川上さん人気ですね、参考になります！ありがとうございます！！ (2019年1月17日 7時) (レス) id: ce053a5c30 (このIDを非表示/違反報告)
燐音(プロフ) - kinsakiさん» コメントありがとうございます！なるほど、参考になります！ありがとうございます！！ (2019年1月17日 7時) (レス) id: ce053a5c30 (このIDを非表示/違反報告)
泡姫 - 私も川上さん落ちがいいです！ (2019年1月16日 22時) (レス) id: c29d185bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燐音 | 作成日時：2019年1月10日 1時
