桃：撮影終了 ページ27
＜小瀧side＞
｢色気やば…｣
ひと足早く撮影を終えた俺と流星は
�霤帖�Aペアの撮影を見学していた。
大人の男女が醸し出す妖艶な空気に包まれるスタジオ。
�陲舛磴鵑�女の子を弄ぶ悪い男を演じ、
寝落ちしそうなAを上手く誤魔化している。
ファンのみんなが影で帝王って呼ぶのも納得だ。
藤井｢次のライブこういうのもアリちゃう？｣
｢え、もうなんか思いついたん？｣
藤井｢いやまぁ、なんとなくやけど｣
｢まじか。さすがやな｣
2人の撮影からアイデアが浮かんだ流星に感心していると
撮影が終わり、Aの元へ駆け寄った。
�霤�｢A終わった瞬間寝てもうた笑｣
｢プロやなぁ笑｣
�霤�｢撮影やり直しかな…｣
藤井｢え、めっちゃよかったで？｣
｢俺ら見ててええんかなってくらい色気出てたやん！｣
�霤�｢まじ？ほんまに言うてる？｣
｢もうええから写真見てこい｣
やっぱり無自覚って怖い。
�陲舛磴鵑篶�星に限らず、
メンバーの才能を感じる度に
同じグループであることを誇らしく思う。
でもそれはプレッシャーでもあって。
俺には何ができるのか、役に立っているのか不安になって。
尊敬するメンバーとずっと一緒に居たいと思うほど
自分の存在価値が揺らいだ。
着替え終わったら、先にインタビューを受けてる
しげ、神ちゃん、淳太、照史と合流する予定だったが
Aは目を覚ます気配がない。
とりあえず�陲舛磴鵑販�星を着替えに行かせ、
楽屋のソファで眠るAに病院で教わったリハビリを試す。
手足を動かしたりマッサージをして血流を良くすると
起きやすくなるらしい。
10分後、Aが目を覚ました。
｢起きた？大丈夫？｣
A｢のんちゃん。ずっと体動かしてくれてたん？｣
｢うん、勝手にごめん｣
A｢ううん。
なんか怖い夢見てたけど途中から優しい夢になったから。
のんちゃんのおかげやったんやね｣
｢俺は何も…｣
何もできない。
さっきの思考が邪魔をしてつい卑屈になる。
でも、いつも俺の不安に気づいてくれるのはAだった。
A｢誰にでもできることじゃないよ。
病気について勉強したり、根気強く待つなんて。
のんちゃんの優しさが、今の私に必要だったんだよ｣
俺がいる意味を確かなものしてくれるのも。
A｢のんちゃんがいてくれてよかった｣
嬉しそうに笑うAに聞こえないように呟いた。
こちらこそ。
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亜由 - 自分のペースで書いて下さい。シェアハウスのお話も楽しみしてます。 (2023年1月31日 4時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
夜光(プロフ) - 亜由さん» 返信遅くなってすみません💦リクエストありがとうございます！ゆっくりですが、お答えできるように頑張ります！！ (2023年1月31日 0時) (レス) id: b668a8ff43 (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - 主夢がインフルエンザにかかったお話を書いてもらえませか？ (2023年1月23日 3時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - イブかクリスマスのお話を書いてもらえませか？書ける時でいいですから。 (2022年12月23日 16時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
夜光(プロフ) - 亜由さん» 感想ありがとうございます！更新頻度低めですが、楽しんでいただけると嬉しいです♪ (2022年12月20日 5時) (レス) id: 221577bf69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜光 | 作成日時：2022年3月26日 5時
