Dreams can take you anywhere＿.

零した言葉 hkr×sr ページ10

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人魚光ちゃん


危ない(物理)表現がありますのでちょっと注意してください。


この世界で出てくる東大王メンバーは候補生のみとなっております。ごめんなさい！！



srside




東大王の候補生の皆で海に来ました。



sk「眩しいですね…。」


"うん…。私、男の人と海なんてあんまり来たことないから緊張する…。"


sk「私もです！！そもそも海に来るの何年ぶりだろう…？」




nn「すみません！遅れましたー！！」


sn「人が多かったから手こずっちゃって…ごめんね。」


"いえ、気にしないでください！"


sk「そうですよ！さ、泳ぎに行きましょう。」







私達はたくさん遊びました。途中でバナナボートに乗ったり水中でずっと潜っていたり、と
とても楽しかったです。





ですが、帰る直前波に巻き込まれ私は3人とはぐれてしまいました。





命に関わるような波ではなかったのですが、気を失ってしまう寸前誰かに持ち上げられる感覚がありました。









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"…んんぅっ…。"


「…大丈夫…？」


"…大丈夫です…。あ、貴方は誰ですか？"


「私は光。気を失っていたみたいだからここまで運んだの。」


"あなたが運んでくれたんですか…！ありがとうございます｡あ､私の名前は紗良って言います。"


「紗良って言うんだ！可愛い名前だね。」


"あ、ありがとうございます…！"


「私、こんな体してるから海から出られないし人と話すのも久しぶりで…とても嬉しいの！」






私は目線を下げます。彼女は人魚だったのです。
私はびっくりしました。でも、それと同時に都市伝説級のものが現実にいるんだ！と少し嬉しくなりました。






"そうなんですか！！私も光さんとお話できてとても嬉しいです。"


「ほんとに？！ありがとう。」






それから私と光さんはたくさんのことを話しました。お互いのことについて。楽しかったことや光さんには人魚の世界についても教えてもらいました。






でも、こんなに楽しい時間も永久に続くものではなく…




sk「見つけた！！紀野さーーーん！！」


「あら、紗良ちゃん。お迎えがきてしまったみたいね。」


"…もうちょっとお話したかったですけど…。あ、また私、ここに来てもいいですか？"


「もちろん！またいつでも来て､私待ってる。」







私と光さんは小指と小指を結びました。

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