nameless.2 sngw×sr ページ49
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How can I get close to you_?
side continuously
水を俺の口に含んでそのままキスをする。
所謂口移しってやつ。
"え、えああっ…!!//// "
「どう、酔いは覚めた?」
"さ、覚めたに決まってるじゃないですか!!!"
なんていう紀野ちゃんは今さっきとは違う意味で真っ赤になっていた。
「紀野ちゃんの隣にいた人から色々聞いたよ?」
「まあ、でもその前に色々お説教が必要だね…?」
"…えうっ…。"
「紀野ちゃん、酔っても可愛いことくらいわかってたからもう飲んじゃだめ。あと、7時頃帰ってくるって言ってたはずなのに連絡もなしに飲みに行かない。あとは、男と一緒に絶対飲みに行かない。もし行くなら俺同伴ね。」
「いい?」
"ああっ…はい…っ。"
「あ、あと酔ってから俺の事自慢してたってのも聞いたけど??普段俺には何も言わないくせに…。ちょっとは言ってほしいんだけど?」
"…す、ながわさん。1つ聞いてもいいですか?"
「うん。」
"それ、は… 嫉妬 と解釈してもいいんですか?"
しっ、と…?
ああ…そっか。俺は嫉妬してたのか…。
「そうだね…。紀野ちゃんと一緒に飲んでた人、そしてあの人たちにしか惚気けなかった紀野ちゃんに、」
「あのとき、何を言ってたの?」
"え、あ、いや、あの…!!!"
紀野ちゃんの顔は更に真っ赤になる。
その様子を見ていればきっと覚えているんだろう。
「覚えてるんでしょ?笑教えて?」
"〜〜!!えっと、あの…ううっ…。"
"私のことを1番に考えてくれて、付き合ってから好きの一言も言ってないのに見捨てないでくれる砂川さんが!!す、きだって…。"
紀野ちゃんはその場にしゃがみこんで手で顔を覆った。
それにしても紀野ちゃん狡すぎない?
「紀野ちゃん、やっぱりお酒は二度と飲んじゃだめ。そんな可愛いことされたら困る。」
"私ももう飲みません!!!当たり前じゃないですか…。"
「あと、もう少しだけ言ってくれると嬉しいんだけど…。」
"…?ああ…っ。//それなりには…頑張ります…。"
「よし、じゃあ説教終わりね。」
「さあ、行こう?」
"え、どこへですか…?"
「もちろん、ベッドに決まってるじゃん。」
もしかしたらお説教はこれから本番かもね。
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mer(プロフ) - あんころさん» あんころさんはじめまして!リクエスト承りましたぜひぜひ書かせていただきますね。今、この作品じゃなくて最新作(?)の方で投稿してるのでここでは更新できないと思います、そっちをまた見に行ってくれると嬉しいです! (2020年4月2日 8時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
あんころ - はじめまして!リクエストなのですが、fkr×kwmrっていけますか…??もしできたらRで読みたいのですが…無理でなければぜひよろしくお願いします! (2020年4月2日 3時) (レス) id: 4b7a069960 (このIDを非表示/違反報告)
記憶喪失(プロフ) - merさん» ええっ、見ていただいたんですか!?恐縮です……、ありがとうございます(*´ω`*) (2020年2月29日 23時) (レス) id: 3f20c1886a (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - merさん» (ヾノ'ω')イエイエ、楽しみにしてます! (2020年2月29日 22時) (レス) id: a37b41dbad (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - ユリアさん» はじめまして!リクエストありがとうございます。是非是非書かせてください!!移行してからになるので少し時間がかかると思いますが少しお待ちください!ほんとにごめんなさい!! (2020年2月29日 22時) (レス) id: a041807c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mer | 作成日時:2020年2月13日 23時