Dreams can take you anywhere＿.

_ ページ48

.

side continuously






第1ステージも終わり第2ステージの12アンサーズに突入。

1戦目はおかもっちゃんが登場。

"皆さん…。凄いなあ…。"

おかもっちゃんは私を褒めてくれないのかな…とこちらの様子を見ています。

第2戦目は私もおかもっちゃんも登場しませんでした。

ここで言っちゃえば…。

"…ここ、私分からなかったんだよね…。流石七海くん…！"

「………そう、ですね…。」

明らかにおかもっちゃんの反応が違います。
反応は少し辛いけど口に出してくれるまで私は頑張ります…。


12アンサーズも勝利に終わり次は漢字オセロ。


漢字オセロは皆さん褒めました。

おかもっちゃんの様子も少しずつおかしく…。



.
.
.

今週も勝利し私は少し嬉しくソファーから立ちます。するとおかもっちゃんが私の腰をぎゅっとしながら引っ張ってソファーに倒れ込みます。



"んうわあ！！！…おかもっちゃん？？"

「…ここ数日おかしいですよね。昨日は砂川さんとばかり喋って私には少しそっけなくて。」

「今日もそうです。放送してるときも私をあまり褒めずに他の人のことばっか…。」

「…どうしてですか？私のこと嫌いになりましたか…？？」

「なんか私、嫉妬ばかりしてしまって…。私が紀野さんの彼女なのに！！って…。すごく大人気ないですよね。」


私は ぱああ と顔が明るくなります。
やっと、その言葉を聞けた！！

"…っふふ。嫉妬、してくれてたんだ。嬉しいなあ〜。"


おかもっちゃんは目を見開きます。

「え、え？どういうことですか？」

"嫉妬するのはいつも私ばかりでおかもっちゃんはしてないから…。それを砂川さんに相談したら砂川さんのところも同じみたいで。それで…。"

「…ああ、そういうことでしたか。私が嫉妬してないとでも思ってました？紀野さんは皆さんとの距離が近すぎていつもヒヤヒヤしているんですよ？」

「紀野さんは可愛いしいつ他の人に取られるか…。私のほうがきっと嫉妬してると思いますよ？口にしないだけで。」

"…そっか。おかもっちゃんが嫉妬してくれてないと思ってたから。よかった〜。"

"ごめんね、おかもっちゃん。試すようなことして。"

「いえ、別に大丈夫です。けどお仕置きが必要ですね…。」

"…？お仕置き？"

「はい。私を試したお仕置きです。何がいいかな…。」



実験は大成功だったのでまあいいですよね…！！



お仕置きはこしょこしょになって私が耐えきれなくなったのは別のお話＿＿。

nameless.2 sngw×sr→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す