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63話 ページ28

Aside


吉「到着いたしました。友子様A様」ガチャ


吉村さんは、丁寧に車のドアを開けてくれる


貴「ありがとうございます」

友「えぇ。ありがとう吉村。さぁAちゃん降りるわよ。ん?どうしたの?」

貴「いえ。何でもありません」

友「…………そう」


さすが新城財閥家が大きい。でもまぁ花音ちゃんの家の方が大きい。


友「ただいま。」

メイド「お帰りなさいませ奥様A様」

貴「失礼します。」

友「ちょっと失礼します何てやめましょう今からここは貴方のお家になるのだから。」

貴「はい。ですが、まだ緊張していますので今『失礼します』と言わせて頂きますね。」

友「私ったら、ごめんなさいね。緊張するわよね。良いわ今は『失礼します』でも。」


私の家はあのシェアハウス以外にない。
だから絶対、ただいま何て言わない!


貴「あの友子さんすみません。私少し疲れているので休んでもいいでしょうか?」

友「えぇ勿論。吉村Aちゃんをお部屋に案内してあげて。」

吉「かしこまりました。A様私についてきてください。」

貴「分かりました。」


そうだ高校はどうなるのだろうか?
優君はどこにいるのだろうか?
少し聞いてみようかな?


貴「あのっ、吉村さん。」

吉「何でしょうか?」

貴「私高校はどうなるのでしょうか?」

吉「専属のメイドを後で紹介致しますので。その者が四六時中お世話致します。」

貴「えっ?高校もですか?」

吉「はい。あとここがA様のお部屋でございます。」

貴「ありがとうございました。」

吉「いえ。私はこれで失礼致します。後で亜里沙と言うメイドがこちらに来ますので。」

貴「はい。」


ガチャ


見たところかなり広くて女子高生1人住むには十分なスペースだ。家具もそれなりに揃っていて。


貴「フゥ疲れた。それより電話しなくちゃ!あれ?ない。そんな」


いくら探してもない。
もう会えないのかな?
嫌だよ。帰りたいよ。

目の前が涙で滲んでく、ポタッポタッっと1滴また1滴と無駄にふかふかなじゅうたんにシミをつくる。


貴「あれ?これはなに?」


バッグをあさるうちに一枚の封筒が……中身を取り出してみると


貴「チケットだ……」


これはkiramuneのライブチケットとまだ何かある。メッセージカードのようなものだった。
取り出して見てみるとそこには……
お誕生日おめでとうの一言が……
カレンダーを見てみると12月1日私の誕生日だった。

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作品ジャンル:恋愛
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ryoriisa(プロフ) - ケロハさん» フォロリクしてくれると助かります! (2018年9月25日 19時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
ケロハ(プロフ) - ryoriisaさん» はい! (2018年9月25日 18時) (レス) id: 037913144d (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - ケロハさん» よろしくお願いします! (2018年9月25日 18時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)
ケロハ(プロフ) - ryoriisaさん» 分かりました! (2018年9月25日 9時) (レス) id: 037913144d (このIDを非表示/違反報告)
ryoriisa(プロフ) - ケロハさん» 本当ですか?!Kiramune0730で検索お願いしますー!! (2018年9月25日 5時) (レス) id: 6d61661040 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ケロハ | 作成日時:2018年4月15日 15時

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