これは、夢ですか？2 (ページ23)

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58話ページ23

Aside

島崎さんのお陰で無事間に合いそうだな！ってそうこうしているうちに着いた！

貴「島崎さん！ありがとうございました！いつかこのお礼をしますね！」

島「うん！全然大丈夫！あとそのお礼今でもいいかな？」

貴「えっ？別に良いですけど」ｺﾃﾝ

島「その僕も信長って呼んで欲しくて」

貴「えっ？そんなことで良いんですか？」

島「僕にとってはそんなことじゃないよ」

貴「分かりました！でも流石に年上の方に呼び捨ては失礼なのでせめてさんで良いですか？」

島「うん！勿論ありがとう！」ﾆｺｯ

貴「可愛い」ﾎﾞｿｯ

島「ん？どうしたの？」

貴「いえ！別にそれより行ってきますね！」

島「うん！いってらっしゃい！」

あれ？あの後ろ姿は副生徒会長だけが着れるあの白い服は

ﾀｯﾀｯﾀｯ

貴「花音ちゃん！」ｶﾞﾊﾞｯ

花「あっ！おはようA！ビックリした！」

貴「花音ちゃん！おはよう！今日は本当にごめんね！寝坊しちゃって」

花「全然大丈夫だよ！それよりよく間に合ったね！」

貴「あのね大きな声では言えないんだけど」

花「えっ？」

貴「島崎信長さんに送って貰ったの」ﾎﾞｿｯ

花「えぇ！すごっ！」

貴「シー！声が大きいよ！」

花「ごめんごめん！それより島崎信長さんって運転できたんだね！」ﾎﾞｿｯ

貴「うん、私も初めはビックリしたよ」ﾎﾞｿｯ

花「じゃあ生徒会室に行こうか」

貴「うん！」

キャャャャャャャ！

「おはようございます！」

「A様ァ！」「花音様ァ！」

貴「おはようございます皆さん」ﾆｺﾆｺｯ

花「凄いわねA毎日毎日手振ったりして」

貴「だって折角挨拶しくれているんだもんしっかり返さないと！ほら花音ちゃんも！」

花「分かった分かった！おはよう！」

キャャャャャャャ！

「花音様が挨拶を返してくれた！」

「お二方はほんと花だ！」

「A様が私のプレゼントをわざわざ受け取って下さった！嬉しい！」

貴「ﾌｩ終わったね」

花「やっとだよ、ほんと疲れる」

靴箱を開けると

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ

貴「わぁ！お手紙が沢山！今日は何が書いてあるのかな？」

花「どうせ同じような事でしょ」ﾊﾞｻｯ

貴「えぇ！捨てちゃうの？折角書いてくれたのに？」

花「良いの良いの！」

貴「ﾊｧまあ捨てても親衛隊の方々が一応保管してくれているんだけどさ大切にしようよ。」

花「分かってるよ。それよりも急ぐよ！遅れる」

貴「あっ！ちょっと待ってよ！」