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大きな家具類を設置し終えて、私は今住民会に出席している。
のだが、
(うぅ、気まずい……。まぁ時期も時期なんだけど…………)
明らかに出席している住民達は警戒していた。
これは会長さんから聞き出した事だが、これまでに五人、亡くなったらしい。
しかもその内の二人はここの住民で私が越してきた隣だったのだ。
なんという奇跡か!!
隣室が実際に事故があった部屋。
何か起こっても不思議ではない。
密かに心を弾ませていると、この空気をどうしたものかと悩んでいる会長さんを助けるように一人の女性が声をあげた。
確か、302の手塚さんといったか。
「幽木(ﾕｳｷ)さんは大学生って言っていた……よね?何を学んでいるの?」
「はい!!私は化学と物理とオカルトが大好きでしてそれで化学的に幽霊を証明できたらな〜と思って日々頑張っています!!」
長々と言い終わってハッとする。
＿＿＿またやってしまった。
私の長年の友達によると、どうやら私は化学やオカルトの事になると呼吸を忘れるほど長々と話してしまうらしい。
私に告白して付き合っても、すぐに別れ話をされるのはそのせいだと言っていた。
「すっすいません!長々と……」
「ううん。全然大丈夫。それほどまでに好きって事だよね。そういうの大切だと思う」
手塚さんが穏やかな人で安心する。この人なら仲良くなれそう。
それに、見た感じ私と同じ大学生ぐらいの子もいるし、凄く真面目そうな人もいた。
生活の方は大丈夫そうだろう。
でも＿＿＿
だとしたら、なぜ周りで五人も亡くなっているのだろう。
続く (更新停止中)
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花園かりん(プロフ) - ミルキーさん» コメありがとうございます。了解しました！ (2019年8月13日 13時) (
レス) id: 7d46372dae (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - 昨日から読ませていただいてます！お願いがあるのですが、名前変換ができるようにしてほしいです、、！すみません、お願いします。 (2019年8月13日 13時) (レス) id: 6df7f17b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花園かりん | 作成日時：2019年8月12日 14時
