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村上side









「ほれ、ここ座りー。」









ヨコがポンポンと叩いたところに腰を下ろす。
すると今日も遅くまでお疲れさん…と言いながら優しく髪を撫でてくれた。









照れくさくて、はにかんでんでいると優しい笑顔を浮かべているヨコと視線が絡む。









ドクンと心臓が音をたてて顔が熱くなってくるのがわかった。









「イチャつくなら俺らが帰ってからにしてやー?」









亮の声にハッと我に返り、ヨコから視線を逸らす。









テーブルに目をやると美味しそうな料理がたくさん並んでいた。









「うわーっ!コレ、たつが作ったん?」


「せやでー。俺とヤスで作ったんよ。我ながら、なかなかいいデキやわ♪」









俺の誕生日の為にわざわざ…と思うと、ホンマ嬉しくて堪らない。









感慨に浸っていると、それぞれのグラスにシャンパンが注ぎ終わったらしく、





「さあ、グラス持ってっ!」





たつに声をかけられ慌ててグラスを手に取った。









「では…、信ちゃん誕生日おめでとーっ!」









なぜか急にヤスが音頭をとり、俺らは何でお前やねん!とツッコミながらもグラスを合わせる。









その後それぞれに“おめでとう!”と言われ、ありがとうとお礼を言い終えるとグラスに口を付けた。









「…あ、うまっ。」


「せやろ?コレ俺のお気に入りやねん。」









そう言いながらヨコがにこっと俺に笑いかける。









俺の誕生日にヨコのお気に入りのシャンパンを一緒に飲む…なんかええなあ、と思っていると自然と顔が綻んでいくのがわかった。









「そうなんや。コレ、俺も気に入ったわ。」


「ホンマ?それならよかった…。」









ヨコとこうやってゆっくり話すのも久々な気がする。









お互い忙しくさせてもらっているからしゃーないけれど、今年はもう少し一緒にいられる時間がとれたらええなあ…。







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∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» 流れが自然で読みやすかっただなんて、文章の組み立てが苦手な私にとって大変恐縮ですが嬉しいです。有難うございます!黒さん側ですか。そろそろ黒ハピバ小説の内容を考えようかなあ…と思っているので書けるように頑張りますね☆ (2018年3月20日 20時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 返信ありがとうございます。駄文だなんてとんでもありません。上手く表現出来ませんが、流れが自然で大変読みやすかったです。黒さん側も是非! (2018年3月20日 18時) (レス) id: ba95bef1dd (このIDを非表示/違反報告)
∞さっちん∞(プロフ) - 華子うさぎさん» 初めまして。コメント有難うございます☆何度も読み返して頂いてるなんて感激です!大人の雰囲気出せてましたかね?何だか照れくさいです(笑)駄文しか書けませんが今後も書けるように頑張ります♪ (2018年3月20日 18時) (携帯から) (レス) id: b80015d902 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - このお話が好きで、何度も読み返しています。大人の雰囲気を纏った感じと、文章がたまりません。なんだか、黒×紫のカップルが自然な感じでこちらが覗いているように思われました。今後も作品に期待してます! (2018年3月20日 15時) (レス) id: ba95bef1dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞さっちん∞ | 作成日時:2018年1月26日 23時

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