大切な君へ。

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横山side









大体の準備が終わって５人でテレビを見ながら、まったりしていた。









インターホンが鳴り、俺が立ち上がろうとするのを制してヤスが小走りで見に行く。









「あ、亮来たあ…♪」









そう言いながらロックを解除した。









数分後もう一度鳴るインターホンにヤスが玄関へと向かう。









「亮、お疲れーっ！」


「ん、章ちゃんも準備お疲れさま。」


「んふ、準備も楽しかったでー♪」









そんな会話を聞きながら２人を待っていると、





「あ、横山くんお邪魔しまーす。」





ドアからひょっこり顔を出したどっくんが笑顔でこちらへやって来た。









「どっくん、撮影大変やったやろ？」


「まあ…でも楽しくやらせてもらってますよー。」









どっくんが大河ってすごいわあ…。
なんて感慨にふけっているうちに、どっくんはマルの隣に座り楽しそうに話しとる。









そういえば、ひなの仕事終わるの何時頃になるんやろ…？
時間聞いとくの忘れてたわ。









失敗したなあ…と思っているとヤスが、信ちゃんにメールしといたでー！と一言。









ナイス、ヤスっ！









そう思いながら主役のひなを待った。







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