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11 三人の男達 ページ12

「結局、滝はどうしたんだろうな。」
「ほっとこうよ、あんな奴。」
「でも、お前の家 今日両親いないから
滝にご飯作ってもらわないと駄目だろ。」
すると、滝夜叉丸が桜の木から飛び降りてきた。

「フフフ……お前ら、待っていたぞ。」
「お前、ずっとそこにいたのか!」
「あぁ、しかし お前らが全く来なかったからイライラしてたぞ!」
「いや、俺達 写真撮影してたし……。」
滝夜叉丸は、ぬぁに!?と言いながら驚いてた。
コイツは、ボッチだったのか。
「滝夜叉丸。」
「なんだ、喜八郎。」
「毛虫付いてる。」
「ひぎゃぁ!?取ってくれ!取ってくれ!」
「やだよ、気持ち悪い。」
守一郎が、アハハと苦笑いしながら取った。
「しかし、誰と撮ったんだ?」
「田村三木子っていう子と…」
「神野Aだよ。」
「二人共、女なのか!」
二人は、頷いて ちくしょう〜!と滝夜叉丸は、叫んだ。いつも、うるさいけど 今日は、めちゃくちゃうるさいな。
「どんな、女なんだ。」
「三木子は、真面目で 礼儀正しいぞ。あっ、でもたまにドジしてるな。」
守一郎が、言った。
「Aって子は?」
「むぅ……。」
「どうしたんだ、喜八郎?お前の隣の席なんだろ?」
「……変わり者。」
「お前より、変わり者がこの世にいるなんてな!」
喜八郎は、滝のほっぺたをつねくった。
「喜八郎、Aに会ってから様子がおかしくないか?」
「何が?」
「いや、何となく……。」
「ははぁ〜ん、まさかお前そのAとやらに恋をしたんだろ。」
喜八郎は、滝をぶん殴った。
「んな、訳ないじゃん。僕、女子のこと苦手だし。」
「あぁ、そうだもんな 喜八郎昔っからそうだもんな。」
でも、喜八郎自身も 自分の何かがおかしいことには気付いていた。

「今日は、カレーが食べたいな、滝夜叉丸。」
「仕込み大変なんだぞ!カレーは!お前が手伝ってくれるなら作ってやってもいいが。」
「野菜炒めでいい。」
「お前なぁ〜!少しは、手伝ってくれ!」
「アハハっ」

3人は、仲良さそうに帰った。

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設定タグ:忍たま , 現パロ , 綾部喜八郎   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 続きが気になります!更新楽しみに待ってます! (8月14日 21時) (レス) @page40 id: bcec8c1963 (このIDを非表示/違反報告)
あめ - 続きが読みたいです。 (2020年4月10日 13時) (携帯から) (レス) id: 02498dbfba (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺 - 続きめっちゃ気になります!毎日楽しみに待ってます! (2019年7月11日 19時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - 面白いです!もう色々と設定とか大好きです。綾部くんと孫兵くん可愛い。立花先輩美しい。 (2019年6月18日 4時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
pukipukibayo(プロフ) - ハイビスカスティーさん» 読んで下さりありがとうございます。ふふふ それは、後からのお楽しみです。これからも、気長に更新していくのでどうか恋罠を宜しくお願いします。 (2019年5月4日 9時) (レス) id: e62a57e8a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pukipukibayo | 作者ホームページ:http://aka  
作成日時:2019年5月1日 16時

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