Prisonerworld【小説】 (ページ35)

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会議と決心　【守】　【海月海斗】ページ35

「眠い…」

僕はなぜが使われていた能力の真相を知るために
もうひとりの僕に聞いていた。
昨日の夜僕が寝た後にレボディショナルが
攻めてきていたらしい。
もうひとりの僕も死ぬ寸前の人を助けてたらしい
はぁ…僕ももう少し気を引き締めないと…

あれ？僕が作った手紙入れになにかある…？
"第18回報告会、会議について…"

「今日会議じゃん！」

それを見ると急いで用意をして会議室へと向かう。

「これより、第18回報告会、会議及び……夕凪蝶葉、荒川瑠架の処罰会議を行います」

ん？処罰？なにをしたんだろう。と疑問に思っていると

「なんで2人が罰うけるの？」

と言う質問に対して

「私は司令部隊なのに前線に出てしまったことですそして私たちは無茶をしてしまったことです……」

と回答がきた。僕でもおかしい事は分かってる。
けど言えなかった。するととつぜん

「蝶葉ちゃ～ん湊が言いたいことあるって～」

湊と呼ばれた子が席を立って言った。

「ええとさ……蝶葉達は司令部隊で司令しなかったり無茶するのはよくないと思うけど…僕の為にやってくれた事だから…だから僕も罰受けるよ！！」

昨日の夜の事を知らない僕でも分かる。
これは誰も罰を受けなくても良いことだ。

「あっみ、湊さんがいうなら、い、いいと思います……？」

「罰は後ほど決めましょう。次はガーディアの現状について話し合わなくてはいけません。今は団結力が無くこんな事態になってしまいましたそれは私がいけません……次はこのような事がないように話し合いましょう」

あの司令部の子疲れてるなぁ…僕は少しではあったが
彼女の疲労を回復した。

そういえば団結力がない…かぁ…
僕も自覚はしていた。だからなのだろう。
人数が足りないのだ。司令部を初め各部のメンバーが
足りない。もちろん僕の第2部隊もだ。

上の方で交戦している人達を回復するのは僕の担当だったりするのだがすべての階で交戦する人を助けるには明らかなメンバー不足がある。今回のように少ないレボディショナルなら僕達でもなんとか防げるが
もし全員で攻めてきた場合…
僕達はどうなるんだろうか。
そんなことを考えながら僕は飴玉を口の中で転がした。