Prisonerworld【小説】 (ページ34)

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人前は無理【守】【龍神湊】ページ34

僕は全く寝てないのに颯に起こされた
起きろおおお！！と大きい声を出して布団を取る
いや寒すぎん？！

「僕全然寝てねぇよ！！」

と言うと今から会議あるから行かないと
と言うから別に行かなくてよくない？と言うと
いいから！と大きい声を出して言うから耳が痛い

「分かった分かった！！」

渋々用意をして部屋に向かう
結構たくさんの人がいて欠伸をしながら席につく
すると蝶葉が入ってきた

「これより、第18回報告会、会議及び……夕凪蝶葉、荒川瑠架の処罰会議を行います」

ん？なんで2人が処罰なんてうけるの……？
こういう場ではあんまり意見を言いたくないから
声には出さないけど疑問に思った
すると隣にいた颯が

「なんで2人が罰うけるの？」

と僕が思ったことをそのまま言った
すると蝶葉は困った顔をした

「私は司令部隊なのに前線に出てしまったことですそして私たちは無茶をしてしまったことです……」

といった。いや、無理することはいけはいけないけど
これ僕のせいじゃん？！
僕のせいで無茶してくれたんだし？！
えっえっ
困惑してる僕を見て颯は何となく僕の思ってることが分かったらしく苦笑している

「湊…わかりやすすぎ」

と小声で笑いながら言われた
しょうがないじゃん！！と顔で語った

「蝶葉ちゃ～ん湊が言いたいことあるって～」

ええ？！何言ってんの？！
颯が突然そんなことを言い出すから驚いた
人前で話すの嫌なんだけど……
あーもう何してんだよ
しょうがなく席を立ち話す

「ええとさ……蝶葉達は司令部隊で司令しなかったり無茶するのはよくないと思うけど…僕の為にやってくれた事だから…だから僕も罰受けるよ！！」

みんなが驚いてる
そりゃ自分から罰うけるなんてアホなことする人が…ここにいるんですけどしかもあの僕がねそりゃ驚くわ

「あっみ、湊さんがいうなら、い、いいと思います……？」

すっごい蝶葉がおかしい言葉話してるけど
まぁいいわ。罰ってなんだろ……？

「罰は後ほど決めましょう。次はガーディアの現状について話し合わなくてはいけません。今は団結力が無くこんな事態になってしまいましたそれは私がいけません……次はこのような事がないように話し合いましょう」

と長々と話し始めた
みんなは意見を出し合って話し合っている
僕はまた眠くなってきて
首をガクンガクンと動かす
そんな感じで僕の意識はそこまでで途切れた