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「あはは、いい大人が何やってんだろうな」
揺れを止めながら笑う深澤を同じく止めながらラウールが優しく見つめていた。
「良かった、漸く笑ったね」
「え？」
ラウールの言葉に深澤は思わずその顔を凝視した。
「最近のふっかさん、笑顔だけど笑ってなかったから」
見透かしたように言うラウールに深澤は咄嗟に目を逸らす。
「最近俺と一緒にいてくれるのと何か関係ある？」
核心を突いてくるラウールに深澤は普段は見せない苦い表情を浮かべる。
「気付いてたか…」
「まあね、理由は分からないけど」
ラウールはにっこりと笑いながら話を続ける。
「最初はめめ達に遠慮してる俺を構ってくれてんのかなって思ってたけど、何となくそれだけじゃないのかなって」
「…っ」
目黒達に遠慮するラウールに構うと言う大義名分を掲げながらも、本当は岩本との気まずい雰囲気を避ける為にラウールを利用していたのだ。
それにラウールは気付いていた。
そんなラウールの言葉に深澤は一瞬体をビクつかせた。
それに気付いたラウールはブランコから立ち上がると深澤の隣に移動し、その頭を優しく撫でる。
「俺ね、嬉しかったんだよ」
「え…？」
ラウールが知らない事をいい事に利用した事に気付かれ嫌われたかもしれないと内心怯えていた深澤はラウールの言葉に顔を上げた。
「いつも俺を甘やかしてくれるふっかさんが俺に甘えてきてくれてるって。年下だけど頼って貰えてるんだって思えて嬉しかった」
「ラウール…」
ラウールは深澤の背後に移動するとその体をぎゅっと抱きしめた。
「ふっかさんが言いたくないなら理由は聞かない、でもこれからも頼って。ふっかさんは俺の大事な…ママなんだから」
「いい子に育って、ママ嬉しい!!」
照れ隠しか最後に巫山戯るラウールに深澤も乗ってその腕に手を添えながらいつの間にか笑っていたのだった。
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
