La reine des Neiges…[３] (ページ8)

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渡辺side.

Aが泣き出してしまい、どうしたもんかと困っていると…

コンコンッ
スノ「「「！！！！」」」ビクッ

岩「はい？」

？「話終わったか？」

深「た、た、滝沢くん！」

ノックをして入ってきたのは、滝沢くんだった

滝「なに？俺来ちゃまず…って、おい、何泣いてんだよ…」

『だってー(泣)』

滝「はあぁ…Aには全部聞いたのか？」

阿「あ、はい。Jr.に入った経緯からSnowManに加入するまで一通り聞きました」

佐「それで、俺らが覚えてたこと分かったら泣いてしまって…」

滝「そうか…だから大丈夫だって言っただろ？」ポンポンッ

『うん(泣)』

滝「泣くなって…不細工な顔になんぞ？」

『不細工じゃ、ないもん(泣)』

稽古中、普段はなかなかないが時々見られたこんな感じのやりとり…
事務所に移籍したばっかなのに仲良すぎじゃねって何回も思ってたけど、あの過去があるからこその信頼関係なんだと分かれば、なんか納得してしまう

滝「はいはい…ほら、そんな顔じゃ仕事出来ないだろ？顔洗ってこい」

『でも…(泣)』

滝「今からあいつらには、俺から大事な話があるんだ。だから、その間にその顔どうにかしてこい」

『大事な話？あたしがいちゃダメなの？』

滝「男同士だけの大事な話。だから、な？」

『うん…分かった』

そう言って、俺たちの方を気にしつつもAは楽屋を出て行った