La reine des Neiges…[３] (ページ21)

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116.稽古ページ21

Aside.

－都内スタジオ

今日からいよいよSHOCKの舞台稽古が始まった

光一「今日はまず歌唱から始めよっか」

『はい、わかりました』

先生「じゃ、まずは2人で歌うONE DAYからにしようかな。曲はわかる？」

『はい、一応過去の作品を見直しました』

先生「深雪さん、歌ははじめて？」

『昔、少しだけしてはいたんですけど…最近は全く』

先生「じゃあ、とりあえず今の感じを知りたいから、さっそく歌ってもらおうかな」

先生の合図で音楽が流れ出す

♪〜♫〜

見つめてるその先には

どんな世界が描かれてるの?

少しずつ離れそうな

あなたの背中追いかけながら

最初のソロの部分が終わると曲が止まり

先生「うん…いいね。光一はどう？」

光一「うん、俺もいいと思います」

先生「もう少し舞台向きの歌い方が出来たら、もっと良くなるかな」

『わかりました』

先生「じゃあ、次は光一との部分を」

そう言うと、また音楽が流れ始め光一くんが歌い出す

♪〜♫〜

心配なんてしなくていい
〔不安なの変わらないで〕

だからいつもの笑顔で見せてほしい
〔そばにいてほしい〕

輝いたこの街で

羽ばたいた夢がある

迷わずに想いを重ねよう

そして1つになれば

きっと夢は叶う

曲が止まり、先生と光一くんは無言で頷き合い

先生「ハモリも良さそうだね。じゃあ、もう一回頭から…」

そうして、その日1日は、歌の練習を繰り返した

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