La reine des Neiges…[３] (ページ14)

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滝「お前には悪いが、先にあいつらと話して意思を確認させてもらった」

『…そっか』

光一「それに内がな、深雪さんと舞台に立つん、えらい楽しみにしてたで？」

『え？…内って、内博貴くんですか？』

光一「おん…内が今回も大阪からライバル役やねん。リカ役を深雪さんにしようと思うって話したら、早よ会いたい言うてたわ。内とは関西でやっとる時からの仲なんやろ？」

『えっ？』

光一「ジャニーさんから全部聞いとる。くれぐれも頼むってね」

『そうだったんですね』

滝「どうする？ジャニーさんやSnowMan、もちろん俺も…周りはみんなAにやってほしいって思ってる。でも、最後に決めるのはお前だ。それでもやらないって言うなら諦める」

『本当に私でいいんですか？』

光一「もちろん。俺も、それを望んでる」

『歌舞伎のサポート、最後までやり遂げられないけど、それでもいいの？』

滝「もちろん。お前が抜けるのは正直痛いが、それは俺がどうにかする！」

『少年たちも、サポート出来なくなっちゃうけどいいの？』

滝「大丈夫。あいつらも、それは覚悟の上だ」

『わかりました』

『リカ役やらせてください！光一さん、よろしくお願いします』ペコッ

光一「おう！よろしくな！」

こうして、あたしの大きな舞台への挑戦が決まった

舞台のキャストが正式発表されるまでは、今まで通り歌舞伎のサポート役として動き回る日々を過ごしつつ、時間を見つけては少しでも雰囲気を掴んでおけるよう過去のSHOCKのDVDを見て過ごしていた