La reine des Neiges…[３] (ページ2)

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俺は机で作業してるAに近づいた

渡「なぁ、ちょっといいか？」

『ん？なに？どうかした？』

渡「ちょっと聞きてーことあんだけど」

『なに？』

渡「最近、あいつらとなんかあった？」

『あいつらって？』

渡「涼太に、阿部、それからふっか達」

『別に…何もないけど？』

渡「だったら何で避けてるわけ？」

『避けてなんてないよ？…ただ忙しくて』

渡「ホントか？」

『ホントだよ。どうしたの？変だよ？』

渡「俺になんか隠し事してね？」

『隠し事なんて別に…』

そう言って、左耳たぶを触って答えるA
そんな様子を見ていたら…

？「それ…隠し事してる時の癖。一緒だね？」

『ふっかさん…』

渡「癖？…何、ふっか。なんか知ってんの？」

深「ねぇ、Aちゃん。俺聞きたいことあるんだよね」

『ふっかさんまで何？ホントどうしたの？』

深「Aちゃんって、兄弟いる？」

『え？急になに？』

深「いいから、答えて」

『いるよ。お兄ちゃんが1人』

渡「それがどうかしたのかよ」

深「ちょっとなべは黙ってて。兄貴の名前は？」

『名前？そんなの聞いてどうするの？』

深「いいから」