【ハリーポッター】きみといきたい (ページ47)

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真実が知りたい僕達_05 ページ47

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you side

「A！」

『！セ、…っスネイプ先生！』

ハリーが目覚めて少ししてから、医務室でハリー達から話を聞いていたらセブルスが医務室に飛び込んできた。そしてびっくりして思わず立ち上がる私。

「話を聞いた時は心臓が止まるかと思ったぞ、A…っ」

『…ごめんなさい』

「傷は大丈夫か？」

『ん、大丈夫』

私の目線まで屈むと、巻かれた包帯をそっと撫でたセブルス。いつもの優しい目、私の大好きなセブルス。

「…また今度、ゆっくりと話を聞くことにしよう。外で待っている、話が終わったら談話室まで送ろう」

セブルスはハリー達の顔を見て、そう言うと医務室を出ていった。

「あんな表情のスネイプ、見たことないよ」

「スネイプ先生、あなたの事本当に大切に思ってるのね」

「ほんとに、疑ってごめん」

『ううん、もう大丈夫だから！』

ハリー達にも、セブルスの優しさが少しは伝わったかな…？それならいいんだど。そしてそのあともハリーから少しだけ話を聞いて、もう外も明るくなってきた頃、私たちはそれぞれの談話室まで戻ることにしたのだった。

医務室を出ると、言葉通りに待っていてくれたセブルス。

『ごめん、たくさん話しちゃって』

「気にすることはない」

少しだけ長話をしてしまったがセブルスは嫌な顔ひとつ見せなかった。

「…クィレルから何か聞いたか？」

『ううん、なにも』

「……そうか」

セブルスはそれ以上は何も聞いてこなかった。

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