知りたいと思う事は罪？ _04 ページ42
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Draco side
そこから、図書室へ行きスネイプ先生の課題を一緒に終わらせて、談話室で色んなことを話して、夕飯を食べてまた談話室で話をする。それだけで、こんなにも僕の心は満たされるんだ。
けど、みんなが寝静まった後、君はこっそりとスリザリンの談話室を出ていった。
…何をする気なんだか、先生や監督生に見つかったらどうするつもりなんだ？あいつらとこんな夜遅くに行くところ…ハグリッドのところか？
そう思って早足で向かうと、ビンゴだ。
だが、肝心のAの姿はなく。集まる前に監督生か先生にでも見つかったのだろうか。
仕方ない、僕もこの事をマクゴナガル先生に伝えて帰ることにしよう…なんて思っていたが、僕まで罰を受けることに。最悪だ、最悪でしかない。夜に森に入るなんて、しかも、こいつらと一緒に？
傷ついたユニコーンを見つける…なんでこんなこと僕がやらないといけないんだ…！
「…なんでAは一緒じゃないんだ？」
「今日の事、Aに聞いたの？」
ペアになったポッターにそう話しかけると、少しびっくりした様子を見せたポッターだったが、すぐに返事をした。
「いや、談話室から出ていったから…気になって僕も談話室を出ただけだ」
「…来なかったんだ…！でも、Aはいなくて良かったかも」
ポッターの指差す方を見ると、そこにはナニカがいて…
その後は、よく、覚えていない。
ただ談話室に戻る途中に、Aとスネイプ先生と会って…。あぁやっぱり捕まってたんだな。なんて考えていたら、ドラコなんでこんな所に？何してるの？なんて言われた。
Aを追いかけて談話室を出た、そんなことは言えずに
少しなと、そう、言葉を濁した。
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作者名：リン | 作成日時：2022年11月7日 2時
