【ハリーポッター】きみといきたい (ページ41)

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知りたいと思う事は罪？ _03 ページ41

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Draco side

最近、Aの様子がおかしい。

なにやらコソコソしてるし、談話室にいる時間も減った気がする。

ブルストロードとグリーングラスと一緒にいる様子もない、となると…まさか、な。そのまさかだった。

「ポッターに、ウィーズリー…グレンジャーまで……ッ」

図書室から出てくるAとあいつらを見かけた。

「じゃあまた今夜」

ポッターの口からそんな言葉も聞こえてきて、あいつらと別れたところで思わずAの腕を掴む、そんな僕をそのまんまるな瞳に映す。

『ドラコ！びっくりしたぁ』

そんなまんまるな瞳も一転、僕だとわかるとニッコリと笑うA。

さっきまであいつらと居たことに対してのモヤモヤなんてどこかに消え去ってしまう、言いたいことなんて…山ほどあったのに。

何であいつらなんかとつるんでるんだ。僕らで、僕でいいじゃないか。

今夜またあいつらと会うのか？なんで？どうして？

『どうしたの、そんなしかめっ面して』

君の、せいなのに。そんな気も知らないで、Aはいつも通りだ。

「…なんでもない、スネイプ先生の課題は終わったのか？」

『忘れてた！ドラコは？もう終わった？』

「僕もまだだ、一緒にどうだ？」

『ん、終わらせちゃお！』

Aは、また眩しいくらいの笑顔でそう言った。

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