【ハリーポッター】きみといきたい (ページ35)

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クリスマス休暇 _01 ページ35

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you side

「じゃあAも帰るんだね」

『うん、スネイプ先生も帰るから一緒にゆっくり過ごそうと思って』

ハリーとロン、ハーマイオニーの３人と大広間でクリスマス休暇前最後のお話をしていると、そんな話題がでる。ハーマイオニーは帰るらしいけど、ハリーとロンはホグワーツに残るとのこと。

友達とホグワーツに残る、それもそれで楽しそうだ。

「スネイプと休暇まで一緒だなんて僕だったら耐えられないね」

「ちょっと、Aにとっては大切な家族なのよ」

ロンの隣に座っていたハーマイオニーがそう言いながら肘で小突くと、少し慌てた様子でそうだよねごめんとロンは謝ってくれた。

『ううん、ロンの言いたいこともわかるから…もっと笑えばいいのにね』

そう微笑むとロンは安心した様子で笑った。

「じゃあ私はもう行くわね、Aは？」

『荷物を取りに行かないとだから、私は一旦寮へ戻るわ』

「そう…クリスマス休暇中ロンはハリーを手伝ってあげてね、ハリーは図書館に行ってニコラス・フラメルのことを調べるって」

「もう１００回も調べたじゃないか」

「閲覧禁止の棚はまだでしょ？よいクリスマスをね」

「あいつ僕らのせいでわるになったな」

『ふふ、確かにそうかも』

私達に手を振るとハーマイオニーはそのまま大広間から出ていった。その後ハリーとロンと少しだけニコラス・フラメルについて話してから、私も大広間を後にした。