【ハリーポッター】きみといきたい (ページ34)

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クィディッチ _03 ページ34

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you side

『セブルスが…ハリーの箒に魔法を？なんでそんな…冗談でしょう？』

あの後、ロンとハリーと合流してハグリッドの元へ。
その時に３人の話を聞いた。３人が言うにはセブルスがハリーの箒に魔法をかけて、クィディッチの邪魔をしていたという。

「Aの言う通りだ、なんでそんな事を？」

「わからないけど…ハロウィンの時頭が3つある犬に近づいた」

何かを見たりしたわけじゃないのか…でも、私も見た。
確かにセブルスは呪文をかけていた。でも…それが私にはハリーの邪魔をしているようには見えなかったから…うぅ、もっと周りを見てみればよかった…

なにか、なにかがあったかもしれないのに…。

「なぜフラッフィーを知っとる？」

『フラッフィー？』

「あの犬に名前があるの？」

「あるともさ俺の犬だ。去年パブで会ったアイルランド人から買った。ダンブルドアに貸して学校の…」

「何？」

「おっといけねえ…これ以上聞かんでくれ。何にも聞くな重大な秘密なんだ」

「でもハグリッドフラッフィーが守ってるものをスネイプが狙ってるんだよ」

「バカ言えスネイプ教授はホグワーツの先生だぞ」

「先生だろうと何だろうと呪文をかけてればひと目で分かるわ。本で読んだもの目をそらしちゃいけないの…スネイプはまばたきもしてなかったわ」

その言葉にハリーとロンは頷いた。そんな私たちをより一層険しい顔で見つめるハグリッド。

「いいかよく聞け…かかわっちゃいかんことに首を突っ込んどる、危険だ。あの犬が守ってるものにかかわれるのはダンブルドアとニコラス・フラメルだけだ」

「ニコラス・フラメル？」

「あぁしまった口がすべってしもうた…」

ハグリッドはそう言ってぽそぽそと独り言を言いながら先へと歩いていってしまった。でも色々なことが聞けた、フラッフィー、学校の秘密、ニコラス・フラメル…

「ニコラス・フラメル…何者なんだ？」

「知らないわ」

『何かで…読んだ気もするけど、とりあえず私はまだ信じられない…。けど本当のことが知りたい、まずニコラス・フラメルについて調べてみましょう』

もういい時間だったので、３人とは明日図書室で会う約束をして寮へと戻った。