お菓子詰め【妖怪ウォッチ】(リクエスト停止！！！)

祝☆バレンタイン:: ジバニャン、コマさん ギャグ？ 学パロ 寝高麗☆トラジロー様からのリクエスト ページ4

今日、この日は女子達の戦争である。
そう、今日は二月十四日、バレンタインなのである！！


「ということで、私はジバ後輩にチョコを私に行くんだっ！！」

本命じゃない！もちろん義理だ！！


「おーい、ジバニャン」

チョコを渡しに来たよー。チヨッコレ〜トだぞ。

んん"！？ジバニャンの隣に初対面の子がいるぞ！？なんかほんわかしていて可愛い子が！


「あ、A先輩ニャン」


「A先輩ズラか？初めましてズラ！オラはコマさんズラ！よろズラ！」


「は………初めまして！」


ジバ猫と違ってなんて愛らしいんだ！！そしていつの間に転校生が来ていたんだ………しかし、義理チョコは一つしか手元にない。


「ところで、A先輩はなんの用事だったニャン？」


「え？あ、あはは………」

言えないっ！チョコ持ってきたなんて言えない！

私は苦笑いを浮かべながら、すぐに彼らの教室から逃げる。
………が、その拍子に持っていたチョコを落としてしまった。これがもし本命なら泣けてきたが義理のためセーフ。


「………チョコズラ！」


「A先輩、なんでチョコなんか持ってたニャン？」


「あー………はははは」


どうしようどうする！？どうする！


「あー！！もう！二人で仲良く食え！」

私は落としたチョコを置き去りにその場を退場した。それが正しい判断だと思ったからだ。私はなにも悪くない。

☆★☆


二人で仲良く食えと言われたチョコが入った箱。ジバニャンもコマさんもそれが本命ではなく義理だということは分かっている。


「二人で分けるズラか」


コマさんが箱を手に取り、包装を破ると中から出てきたのは小さな四角いチョコ一つ。

一人分だとしても小さい。それを二人で分けるとは無理な話だ。


「コマさん、これ………」


「仲良く分けられないズラ」


「ちょっと出かけてくるニャン」


ジバニャンはコマさんからチョコを受けとると、Aがいるであろう教室へと凄まじいスピードで走る。


「A先輩！！」


「な、なにかな、ジバニャン君よ」


「逆チョコだぁぁー！！！」


「えっ！？」

ジバニャンはAにあの小さなチョコを野球のピッチャーが投げるようにそれを投げた。
時速百キロ。野球部のグローブによって止められた。


「ジバニャン！？」


「では失礼しましたニャン！」

彼らのバレンタインは嵐のような出来事であった。

Fin

リクエストありがとうございました♪

そうです、幻王なんです::妖怪探偵団 ギャグ？ 3K猫様からのリクエスト→←改めて:: 天野ナツメ(少し？)、不動明王ボーイ(に寄ってる) SRKB様からのリクエスト

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