対天然用:: 不動明王ボーイ こだぬき様からのリクエスト ページ13
「A?」
「ボーイ、どうしたのです?あ、これ、食べますか?」
渡されたのはチョコボーがたくさん入った袋。
「ボーイはこれが大好きなんですよね?」
「おう!!」
オレサマは早速袋を開けて食べていく。
「んー!!やっぱチョコボーは最高だな!」
「………!ボーイはすごく美味しそうに食べますね?」
「だって美味しいもんは美味しいだろ?」
「ふふ……そうですね」
その笑顔でオレサマはAに惚れてしまった。
☆★☆
「ボーイ、どうしたのです?」
「いやー、なんでもねぇ」
オレサマはつい最近Aと出会い、話しているうちにどんどん好きになってしまった。
ただ問題なのはAが天然過ぎるところなんだ。例えば、
「Aー!オレ、Aのこと大好きだー!だから、付き合って?」
「そうなのです?私もボーイのこと好きですよ?ところでどこに付き合うのですか?」
「そ、そういうわけではなくて……」
こんな漫画のような天然ぶりを発揮されてしまうんだ。
「あ、チョコボーを買いに行きたいのですね!ちょうど持ってますよ?はい」
花が咲いたような笑顔でオレサマの好きなチョコボーを渡される。
「サンキュー!じゃなくてー!」
「へ?違うのですか?チョコボー、いらなかったですか?」
「う………チョコボーはいる」
「ふふふっ。素直でよろしい」
「そういえば、どうしてAはチョコボーを常備してるんだ?」
「え?えと……それは……えへへ、ボーイの嬉しそうな顔が見たいからかな?」
「Aっ!///」
ど、どうしてそんなにストレートに……!やっぱり天然だからか!?うう、可愛すぎる……。
食べているチョコボーがいつもより甘く感じた。
「A、話があるんだ」
「どうしたんですか?悩みごと?」
「………オレはAが好きだ。Aが言っている好きじゃない。オレサマはAに恋をしているんだ。異性として好きなんだ。だから恋人になりたい」
そこまで言えば、Aは今までオレが言ってきた『好き』の意味を理解したのか、顔をとても赤くした。その初々しい反応に顔がにやけてしまう。
「A、オレサマに答え聞かせて?」
「私もボーイのこと好きです///」
天然にはちゃんと率直に言わないと通じないんだ。
そうしてオレサマとAは恋人同士になれた。
Fin
リクエストありがとうございました♪
ばにぃとらっぷ:: うさ吉(シャドウサイド) Yukitenma様からのリクエスト→←桜咲く:: オロチ(ライトサイド) 紅桜様からのリクエスト
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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました!はい!頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます!トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした!!これからも頑張ってください!! (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして!!わぁぁぁ!ありがとうございます!!(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております!リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇`*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アロア | 作成日時:2019年2月16日 16時