モテ男とラブゲーム【TH】

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結局俺はAちゃんの彼氏にはなれなかった。



これも全部自業自得だな。



俺はこの悲しみを埋める為にまた同じことを繰り返す。



Aちゃんとゲームをしていた1ヶ月は女遊びはやめていた。



でも……この気持ちに蓋をするにはこうするしかない。



それ以外の方法を俺は知らないんだ。





JM｢テヒョナ、もうこんなことやめなよ!!｣




TH｢こうでもしないと、Aちゃんのことを忘れられない｣




JM｢忘れる必要ないよ!!｣




TH｢……俺の気持ちはジミナには分からない｣





Aちゃんの好きな人はジミナだから。



俺は……そうじゃない。



好きになることがこんなに苦しいなんて知らなかったよ。





TH｢やっぱり俺には本当の恋なんてできなかった｣





―俺は今日も誘われキスをする。





女1｢はぁ、ふっ、んッ｣




女1｢テヒョナ、もっと｣





今までするキスは気持ちよかった。



……でも今は何も感じない。





TH｢やっぱり、もうやめようよ｣





俺がキスをやめようとしたら





―かんっ





何かが落ちる音が聞こえた。



俺が振り返ると……





TH｢……Aちゃん｣





悲しそうな顔をしたAちゃんと目が合った。



あの時とは違う傷ついた顔。



俺は急いでAちゃんを追いかけた。

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