モテ男とラブゲーム【TH】

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キム・テヒョンとゲームを初めて今日で1ヶ月になった。



やっとこのゲームが終わるんだ。





TH｢Aちゃん｣




｢ん？｣




TH｢俺の事……好きになってくれた？｣




｢……好きになったよ｣




TH｢それって、｣




｢キム・テヒョンは私の友達になったから笑｣





これは本当だ。



私の中では友達になった。





TH｢恋愛感情は、抱かなかった？｣




｢……うん｣




TH｢ほんとに？｣





……そんな悲しそうな顔しないでよ。





｢私の中では友達だからね!!｣





私はそう言い聞かせたんだ。





TH｢俺はAちゃんのことが好きだよ｣




｢ありがとう笑｣




TH｢……この好きは本物だから｣




｢でもキム・テヒョンは誰にでもそう言うんでしょ？｣





私だけが特別じゃない。



周りの女の子達が好きって言ってもらえたって



笑ってた所を見たことあるから。





TH｢違うよ!!｣




｢……でも、信じるのは難しいかな｣





私がこう言えば泣きそうな顔をした。



今すぐその顔をやめて欲しい。



こんな顔されたら勘違いしてしまう。





TH｢……このゲームは、Aちゃんの勝ちだね笑｣




｢私に勝とうなんて百万年早いわ!!｣




TH｢約束通り欲しい物を何でもあげるよ｣




｢また考えとくね笑｣





そう言ってキム・テヒョンは行ってしまった。





―何となく……もうこの人は私と関わろうとしない気がした。

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